文字だけのやりとりこそ気配りを忘れない。ランサーズで仕事を依頼して感じたこと。

こんにちは、 渡邊 由佳 ( @officeyuka )  です。

かつては「お仕事を依頼する、依頼される」というときには、「一度お会いしてから」「せめて一度お電話でお話してから」というのが通常の流れだったように思います。

それがいまや、インターネット上で仕事を依頼し(依頼され)、メールなどの文字のやりとりだけでお仕事が完了することも当たり前になってきました。

ただ、文字だけのやりとりだからこそ、忘れてはならない気配りがあるのではないでしょうか。

ランサーズで事務所ロゴを依頼

先日、社会保険労務士 として登録するにあたり、事務所名を「オフィスYUKA」から「社労士オフィス・ゆか」に変更しました。

そのときに「せっかくだから印象に残るロゴを作りたい」と思ったのですが…

ワタクシ、絶望的なまでに絵心もデザインセンスもなくて(涙)。

ランサーズのロゴ作成コンペを利用

そこで、以前から気になっていたランサーズのロゴ作成コンペというものを利用し、ロゴの作成を依頼することにしました。

当時依頼した内容です(文章はそのまま)。

はじめまして。2019年10月に個人で社会保険労務士事務所を開業します。

以前からホームページ(https://officeyuka.com/)は運営していたのですが、名称を若干変更するのと、イメージ自体も塗り替えたく、依頼をいたします。

社労士(社会保険労務士)という業種自体に馴染みのない方も多いかとは思うのですが、事務所の方向性としては「インターネットやクラウドを活用し、新しい形での労務管理をお客様にご提案する」というように「既存のもの(あるいは古いもの)にとらわれないサービス」を提供していきたいと考えています。

実際のロゴについては、基本的には紫色をベースにご提案いただきたいのですが、「落ち着いたイメージでありながら親しみやすさも感じられる」ようなロゴ(色味も含む)をお願いしたいです。

できましたら、一度弊ホームページとブログ(https://officeyuka.com/new-posts/)を少しでもご覧いただけると、よりイメージを掴んでいただきやすいかと思います。

皆様からのご提案を楽しみにお待ちしております。

よろしくお願い致します!

依頼そのものも文字のみですから「できるかぎりイメージが伝わるように」と自身の方向性を説明したり、ブログのURLを載せたりするなど工夫しました。

数々のご提案から選んだのは…

そして待つこと数日…。

どころではなく、数時間で次々とご提案が届いてびっくり。

しかも皆様本当に素敵なデザインで、絵心のない私(2回目)は「すごい!」「これもステキ!」とミーハー全開になる始末。

そんななか、目に留まったのは「WITH DESIGN」様のこちらのデザインでした。

サムネイル画像

現在採用させていただいているロゴです。

デザインそのものがとても素敵だと感じたのはもちろんなのですが、ご提案いただいたときの一文に「グッ」と来たんですね。

それが、

「ブログを拝見させて頂き、渡邊さまの安心感、信頼感、チャレンジ精神が伝わるロゴになっていると思います。」

というもの。

私の中でブログは最重要視しているといっても過言ではないお仕事なので、そのブログをしっかり読みこみ、デザインに落とし込んでくださったのはものすごく嬉しかったです。

ただ、私もランサーズで仕事を依頼するのは初めてでしたし、依頼金額も安くはなかったので当時はまだ不安な気持ちもありました。

その不安を一気に拭い去ってくださったのが、ご提案の数時間後に届いたメッセージ。

「もう少しこんな感じや、文字部分をもう少し大きくなどございましたらお気軽にお申し付けください!!」

残念ながら他の方からはこのようなメッセージはありませんでした。

この心配りが決め手となり、コンペ期間(1週間)を待たずに即決し、無事ロゴデザインを納品していただくこととなりました。

文字だけのやりとりだからこそ必要な気配り

今回の一件は「私がお仕事を依頼する」という立場でのお話でしたが、WITH DESIGN 様のご対応から学ぶところが多くありました。

それは「文字だけのやりとりだからこそ・・必要な気配りがある」ということです。

文章から相手の思いを汲み取る姿勢

対面の場合は表情や態度、声のトーンに大きさなど、お客様の心の中を読み取るための情報は(正しく読み取れているかは別として)たくさんあります。

ですが、文字だけのやりとりでは当然のことながらお客様の情報は文字からしか読み取ることができません。

とはいえ、その文章を書いたのは紛れもなく人間であるお客様なので、その文章には何かしらの思いが込められています。たとえば、

  • ◯◯を大事にしてほしい
  • 一番伝えたいのはここ!
  • 文章の裏側の不安を読み取ってほしい

といったようなこと。

文章からお客様の思いをすべて汲み取ることは不可能ですが、せめてお客様の思いを汲み取ろうとする姿勢は忘れてはならないし、必ずお客様にも伝わるものだと感じました。

不安を取り除く配慮

メールなどの文字のみでお仕事を依頼するときは、依頼する側も「ちゃんと思いが伝わっているかな」「見当違いの答えだったら嫌だな」と不安な思いをしています。

そういった不安を取り除く配慮は、文字だけのやりとりだからこそより必要だと感じました。

  • わからなければ何度でも質問してくださいね
  • 納得いくまでご回答します
  • 修正等はお気軽にお申し付けください

このような一文が文章の最後に添えられているだけでお客様の不安はぐっと減りますし、逆に信頼していただける材料になる可能性もあります。

自分自身の説明不足、実力不足でご理解いただけないのは論外として、「納得いくまで対応してもらえる」とお客様に思っていただくことは安心につながるでしょう。

感情表現、思いやりの一言

手書きの文字ならともかく、入力した文字というのは無機質ですし、仕事に関する文章であればなおさら堅苦しくなってしまうのも致し方ないところです。

だからこそ、感情を表現する一文や思いやりの一言を入れることが大切だと改めて感じました。

このことは、税理士である 廣升健生 先生の著書会計事務所クラウド化マニュアルにも書かれています。

会計事務所クラウド化マニュアル AI時代のサバイバル戦略
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廣升先生はクラウド会計の第一人者として数々のクラウドツールを使いこなしていらっしゃるわけですが、お仕事を依頼するときに意識されているのは「優しい言葉を使う」ということ。

相手の顔が見えないからこそ、「お疲れ様です」や「ありがとうございます」という言葉を意識的に入れていくことが大切だとおっしゃっていますし、私もそのとおりだと思います。

また、絵文字まではいかなくても「!(ビックリマーク)」だけでもじゅうぶん感情表現ができます。

対面であっても感情を表現したり思いやりの言葉を口にすることは難しかったりしますが、文字だけのやりとりだからこそより意識していくべきではないでしょうか。

まとめ

私自身、メールやLINEを用いた受験指導をしたり、メールでのご相談・コンサルティングをお受けしています。

今までも細心の注意を払ってお仕事をしてきたつもりでしたが、改めて「文字だけのやりとりだからこその気配り」について考える良いきっかけをいただきました。

もちろん、ブログを書くときにも意識しなければ、です。