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やりたいことを明確にするために「やりたくないことリスト」を作る

こんにちは、ギャラップ認定ストレングスコーチの ゆかねぇ (@officeyuka) です。

「やりたいことリストを作りましょう」

「やりたいことを100個書き出してみましょう」

こういった「やりたいことリスト」については、インターネットでも本でもいたるところで推奨されています。

でも中には「やりたいことがわからない」「やりたいことを書き出してみたけどなんとなくぼんやりしている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなときは「やりたくないことリスト」を作るのがおすすめ。

この記事ではやりたくないことリストを作るメリットと作るときのコツをご紹介します。

やりたくないことリストを作るメリット

ここでご紹介するのは「やりたいことリスト」でもなく「やらないことリスト」でもなく、「やりたくないことリスト」です。

一見ネガティブにも聞こえるやりたくないことリストを作るメリットはどんなものがあるのでしょうか。

メリット① やりたいことを明確にできる

やりたくないことリストを作る一番のメリットはやりたいことを明確にできるということです。

やりたいことを書き出してみるとき、そこにはどうしても建前が入っていたり、常識や他人の目を気にしていたりする面があります。

誤解を恐れずに言えば「きれいごと」ですね。

また「こうなったらいいな」というなんとなくキラキラしただけの漠然としたものであることも多く、結局どうしたいのかがぼんやりしたままということも。

その点、やりたくないことというのは「いやだ!」という感情から生まれる本音です。決して綺麗ではなく、むしろドロドロとしています。

でもそんな本音を出し切ることで「じゃあ本当に心の底からやりたいことはなんだろう」と考え始め、やりたいことが明確になっていくのです。

メリット② 知恵を絞るようになる

やりたくないことリストを作ると知恵を絞るようになるというメリットもあります。

これはどういうことかと言うと「やりたくないことをやらずに済むにはどうすればいいか」と一生懸命考えるようになる、ということです。

人間に限らず、すべての生物が行動を起こすときというのは次の2つの場合と言われています。

  1. 快楽を求めるとき
  2. 苦痛から逃れるとき

そして行動の動機としてより強いのは「② 苦痛から逃れるとき」なのです。

つまり「苦痛=やりたくないこと」をはっきりさせることで「苦痛から逃れる=やりたくないことをやらずに済むようにする」ためにあらゆる知恵を総動員するようになるんですね。

これは決して悪いことだとは私は思いません。

むしろ自分の持っている知恵や才能、スキルをありったけ使って「やらないために」行動を起こしていくわけですから立派なモチベーションだと考えています。

メリット③ 腹を括れる

やりたくないことリストを作るメリットには腹を括れるというものもあります。

やりたくないことが明確になったら「やっぱりこれは絶対にやりたくないな」と改めて認識します。

すると「やりたくないことをやらないと決めた以上、やりたいことには全力を尽くすぞ」と思えるようになるのです。

たとえば「営業だけは絶対にしたくない」と思ったのなら「営業以外の方法でお客様を獲得するためにやれることは全部やる」といったように。

退路を絶つ、というと言い過ぎかもしれませんが、爆発的な原動力となるのは間違いありません。

やりたくないことリストを作るときのコツ

ここまでやりたくないことリストを作るメリットをご紹介してきました。

ここからは実際にやりたくないことリストを作るときのコツをお伝えしていきます。

コツ① 自分1人でやる

まず、やりたくないことリストを作るときは絶対に自分1人でやったほうがいいです。

そもそも自分の中のドロドロとした本音の部分を出していく作業なので「みんなでワイワイ」というイメージから程遠いのはおわかりだと思います。

ですから1人で、その姿を誰にもみられないように(笑)、時間と場所を選んでリストを作ることをおすすめします。

コツ② 徹底的に書き殴る

次に、やりたくないことリストは徹底的に書き殴ることを強くおすすめします。

どのみち誰かに見せるものではありません(見せないほうがいいかもしれない)。

言葉遣いも文字の綺麗さも気にせず、このときだけは感情のままに本音を思いっきり紙にぶつけてください。

書いて、書いて、「もうやりたくないことは何も出てこない」というところまで吐き切る。

そうすることでまず気持ちもスッキリしますし、その後には澄んだ心の底から本当にやりたいことが見えてくるようになります。

コツ③ 実現できるかどうかは一切気にしない

やりたくないことリストに書く内容は実現できるかどうかは一切気にしないことが大切です。

これは「やりたくないと書いたもののやらずに済むかどうかは別問題」と考える、ということです。

もし「やりたくないけどやらなきゃなぁ」と思った時点で筆が止まります。とにかくリストを作る間は考えない、気にしない、書く、書く、書き出す。

そうやって書き出してみると、やらなきゃと思っていることは決して自分がやりたいことではないということに気づきます。

結局「やらなきゃ」と思っていることは、常識の枠にとらわれていたり世間体や周囲の目を気にしているだけのこと。

「やりたくないこと」も「やりたいこと」も自分の本当の思いが大切ですから、他人を介在させないためにも実現可能性を一切無視して書きまくることをおすすめします。

コツ④ 【重要】最後にやりたいことリストもちゃんと作る

やりたくないことリストを作るときに最重要なのは最後にやりたいことリストもちゃんと作るということです。

やりたくないことリストにありったけの思いを吐き出すことで自分の本音を浮き彫りにしました。

その本音の裏に見えてきたもの、それは本当に自分が、心の底から「やりたい」と思えることではなかったでしょうか。

その思いをやりたいことリストに仕上げるのです。

できあがったやりたいことリストは、建前でも世間体を気にしたものでもありません。

自分が、なにがあってもやり遂げたいリストです。

そのリストを作るためにやりたくないことリストを作っているわけですから、ぜひ「やりたくないことリスト」と「やりたいことリスト」はセットで作ることをおすすめします。

最後に

やりたくないことリストは決してネガティブなものではありません。

自分の本音をあぶり出し、前に進むための爆発的なエネルギーを持つ大切なリストです。

やりたいことがわからなかったり、自分の行く先がぼんやりとしているのなら。

ぜひ「やりたくないことリスト」を作り、本当の自分の思いと出会っていただければと思います。