こんにちは、社会保険労務士・ギャラップ認定ストレングスコーチの ゆかねぇ (@officeyuka) です。
仲間と共に頑張る。
人はひとりでは生きられない生き物ですし、時と場合によって「仲間と共に頑張る」というやり方は非常に効果がある場合もあります。
ただ「自分の目標を達成したい」「なりたい自分を目指したい」「何がなんでも成し遂げたいことがある」というようなときに、仲間は本当に必要なのかな?と思っています。
仲間が、苦手
冒頭からドン引きされるかもしれませんが、私は昔から「仲間」というものが苦手でした。
群れることがめちゃくちゃ苦手だったんですよね。
いわゆる「友達と一緒にトイレ」とかいうよくわからん(笑)ことはもちろんやったことがなかったし、学生時代から基本的に単独行動。
大人になってからも、組織で働くことは全然できたけど、結果的に今は個人事業主として仕事をしていたりします。
また SNS が発展し始めてからは、mixi(懐かしい!)や Facebook などの中に立てられるコミュニティに「面白そう」と思って参加するものの、すぐしんどくなってやめてしまったり。
とはいうものの、さすがにこれでは人間的に偏ってしまっているようにも思い、先日からあるオンラインコミュニティに参加していました。
でも…。やっぱり3ヶ月でやめてしまったぐらい仲間が苦手なのです。
仲間が苦手な理由
私が仲間というものを苦手な理由は、誤解を恐れずに言えば気持ち悪いからです(ひどい)。
「みんな一緒に」というか「おててつないで」感がどうしても受け入れられないんです。
もっと言うと「出る杭はダメ」「引きずりおろせ」感というか、横並び意識というか。
そんなことに屈しない強さが私にあればなんの問題もないのかもしれませんし、私の被害妄想かもしれません。
あるいはまだ素晴らしい仲間、素晴らしいチームに出会ったことがない、もしくは避けているのかもしれません。
でも、交わされるやりとりを見たり聞いたりしていてもいろんなことを考えてしまうんですよね。
「それほんまに思ってる?思ってないやろ?」とか。
「うわ、なんかすり寄ってきてる」とか。
必ずしもそんな方ばかりではないことは重々承知しているものの、やっぱり「仲間」というものに抵抗を感じてしまう自分がいますし、もうこれは仕方ないと諦めています。
目標を達成したいなら先達を探す
ここまで「仲間が苦手」ということを公言している私ですが、人と関わりたくないわけでは決してありません。
なぜなら人から学ぶことは圧倒的に多いし、ひとりでできること、ひとりで解決できることには限界があるからです。
特に自分が今まで成し遂げたことのないものを成し遂げたい、これまでとは違う自分になりたい、成長したいと思ったときはなおさら。
ではそんなときにどうしているかというと、自分が目指している方向のはるか先を走っている先達(せんだつ)を見つけ、そこから学ぶようにしています。
その先達は別に身近な存在でなくてもいいし、会ったことも話したこともなくていい。
インターネットや本の中に「自分だけの先達」を見つければいいだけの話です。
そしてもしもっと深く知りたい、刺激を受けたいということであれば、さらにブログや本を読む、セミナーに参加する、コンサルティングを受けるなどいくらでも方法はあります。
ではそこに仲間は必要なのか?
私は必要ないと思っています。
目標の達成や「なりたい自分になる」というのは、最後は自分との戦いです。
いくら仲間がいても、励ましてもらっても、仲間が代わりに目標を達成してくれるわけではありません。なりたい自分になってくれるわけでもありません。
むしろ自分にとって甘えとなり、逃げ場所となってしまう可能性だってあります。
さらに「より成長したい」「自分らしく生きたい」と思ったときは、その他大勢から突き抜ける覚悟、他人と違う自分になる覚悟が必要です。
突き抜けるとはオンリーワンの存在になること。
そしてそれはある意味孤独を受け入れること。
そのときに必要なのは仲間ではなく、くじけそうな心を奮い立たせてくれる先達の光ではないかと思うのです。
走り抜けた先には仲間が生まれる
もっと言えば、自分が目標達成やなりたい自分のために必死になって努力していると、いつしかそれを応援してくれる人が現れ始めます。「あの人のようになりたい」という人も出てきます。
そう、今度は自分が先達となり、自分の考えややり方に共感してくれる「仲間」が生まれるのです。
だから孤独は決して孤独ではなく、辛いものでもない。
仲間がほしいなら、突き抜けたあとでいくらでも作ればいいと私は思っています。
最後に
仲間がいないと不安だという方もいらっしゃるかもしれません。孤独なんて嫌だという方も多いでしょう。
だけど本当になりたい自分になろうとするとき、なにがなんでも成し遂げたいことがあるとき。
戦う相手は自分だけですし、自分に打ち勝てるのも自分だけです。
突き抜けることを恐れず、孤独を恐れず、まっすぐ前に進んでいただきたいと思います。