こんにちは、 ゆかねぇ (@officeyuka) です。
自宅で仕事をしている方の多くは、一度ぐらい「仕事と家事の両立」に悩んだ経験があるのではないでしょうか。
でも、ちょっと発想を転換して「家事を気分転換に利用する」ことで、かえって仕事がはかどることもあるのです。
自宅で仕事をする以上仕事と家事は分けられない
- ずっと自宅で仕事がしたかった
- 資金を貯めて事務所を構えるまでは自宅で仕事をする
- 育児や介護があるため、自宅で仕事をせざるをえない
自宅で仕事をする理由は人それぞれあると思いますが、多かれ少なかれ日々何度か(あるいは何度も)「仕事⇆家事」の往復をされているはずです。
(外で仕事をされている場合も、家事と仕事の両方をされている方がほとんどでしょうが、この「仕事と家事の往復があるかないか」が大きな違いです。)
そして、なぜか「仕事と家事は分けて考えなければならない」と思っている方が多いのですが、それがそもそもストレスの元。
同じ場所で仕事も家事もやっているわけですから、分けて考えることなどできないし、「仕事と家事は分けられない」と割り切った方がずっと楽になります。
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「家事を気分転換に利用する」という発想の転換
掃除に洗濯、食事の用意など、ひとくくりに「家事」と言ってもやることが山ほどありますから、気になるのも無理はありません。
でも、ここでちょっと発想を切り替えて「家事を気分転換に利用する」ようにしてみてはどうでしょうか。
たとえば、休憩のときにSNSを見るのではなく洗濯物をたたんでみる。
考えがまとまらないときには洗い物を片付ける。
完全に行き詰まってしまったらがっつり掃除をする、など。
このように、家事を「やるべきもの」「面倒なもの」ととらえるのではなく「仕事の気分転換」ととらえることで、実は仕事がはかどってしまうのです!
なぜ仕事がはかどるのか
家事を気分転換に利用するとなぜ仕事がはかどるのでしょうか?
まず、家事そのものを見ても細切れであれ家事が片付いていくので、「やらなきゃ」というプレッシャーや、溜め込んだことによる面倒くささが軽減されます。
また、パソコンや机を離れて体を動かすので、軽く体操をしたぐらいには体が楽になり、リフレッシュできます。
そして何より、一旦頭を休めて違う作業をするので思いもよらないアイデアが生まれるのです。
(この記事は、まさに家事の途中に生まれたアイデアです。)
家事は、適度に体や指先を動かしますが、慣れた作業でもあるので、そこまで頭を使ったりはしません。
そのため、「脳はリラックスしているが刺激されてもいる状態」が生み出され、机の前では思いつかなかったようなアイデアが生まれるのではないか?というのが私の見解です。
ですが、そんな脳科学的な話は横に置いておいても、私の場合すごいアイデアを思いつくのがたいてい家事をしているときなのです。
だから今では「煮詰まったら家事」が当たり前になりました。
置かれた状況でどう考えるか
本当は誰だって、集中できる環境で仕事がしたいし、家事と仕事をしっかり両立させたいはずです。
でも実際は、パーフェクトな環境で仕事をしていらっしゃる方のほうがはるかに少ないでしょう。
それなら、今の環境に不平不満を言うよりも、「この環境をどう逆手に取り、活かしていくか」を考えた方がよっぽどいいです。
考えることで知恵がつき、工夫するからアイデアが生まれ、前向きに取り組むことで気持ちも楽になります。
ひとりで仕事をしている以上、すべてが自己責任。
それは、「自分の働く環境を決める」ことだけではなく、「自分が置かれた環境をどのように考えるか」も同じことだと思うのです。
まとめ
家事は「やらなければならないもの」と考えると辛いものですが、「気分転換にやるもの」と考えると家事そのものも(少しですが)楽しくなります。
何事も考え方ひとつ。
家事を気分転換にうまく利用して気持ちをリフレッシュし、仕事の生産性を上げていただきたいと思います。