こんにちは、ゆかねぇ (@officeyuka) です。
私は、かれこれ7年以上肌断食(肌に何もつけないスキンケア)を続けています。
ファンデーションなどの化粧品だけでなく化粧水や乳液、洗顔料にいたるまで本当になんにもつけていません。
ここで「何もつけないなら洗顔も楽でいいんじゃないの?」と思ったアナタ、とんでもない!
人間の肌からは絶えず汗などの老廃物が分泌されているうえ、空気中のゴミも肌にくっついて残ります。
さらに、肌断食 を始めた当初は、肌自身が持つ自浄作用とも言うべきものがうまく機能しないため、きちんと洗顔しないとかゆみや痛み、腫れなどまで引き起こしてしまいます。
そこでこの記事では、肌断食に挑戦しようとしている方 や 興味のある方 のために、肌断食の洗顔方法と注意点を肌断食歴7年の私が徹底解説します!
今回ご紹介する方法はあくまでも自己流であり、私が試行錯誤を続けた結果です。ぜひご自身でもいろいろ試してみてください!
手順① 34~35℃の「ぬるま水」を出す
まず一番最初は、洗顔時に使う水の温度について。
水は34~35℃の「ぬるま水」を使います。
「ぬるま水」という表現は聞きなれないでしょうが、ぬるま湯より若干冷たい水をイメージしてください。
洗顔料を用いて洗顔するときにぬるま湯をお使いなら、それよりもまだ冷たいと思っていただけるとよりイメージが湧くかとと思います。
私は実際の温度まで厳密に測ったことはありません…。感覚値でお伝えしています。
注意点
一般的に「汚れは熱い水(=お湯)の方が落ちやすい」ですが、肌に関していうと熱すぎる水では必要な油分まで取り去ってしまって乾燥を招くので、避けた方が良いです。
また、お化粧などを落とすための洗顔ではありませんから、肌断食をする前よりもさらに水の温度を下げる必要がある、と考えていただくとわかりやすいでしょう。
実際にぬるま水で長い時間洗顔するとかなり体が冷えます。なので湯船につかった状態か洗面所で服を着た状態での洗顔がオススメです!
手順② 両手に水を貯め「ちゃぷちゃぷ」と顔に押し当てる
次に、実際の洗顔の仕方です。
洗顔をするときは両手をお椀のように丸めて水を溜め、2~3回「ちゃぷちゃぷ」と顔に押し当てます。
感覚としてはプールの水に顔をつける感じです。
「ちゃぷちゃぷ」とすることで、水圧によって汚れを押し出していくと考えていただくと納得しやすいかと思います。
注意点
「ちゃぷちゃぷ」にこだわるのにはちゃんと理由があります。
洗顔料を使うときでも同じことが言えますが、決して手でゴシゴシ洗わないようにしてください。
ゴシゴシこすると、肌にとって必要な善玉菌まで取り去ってしまうためです。
また、反対に勢いよく「バシャーーッ!」と水をかけるのもNGです。これでは汚れは取れません。
面倒なことは承知していますが、たっぷりの水で、丁寧に「ちゃぷちゃぷ」してあげてください。
ちなみに私は「額・鼻・あご・右ほほ・左ほほ」の5ヶ所に分けて「ちゃぷちゃぷ」しています。これぐらいの手間は必要です…。
手順③ ②を30回前後繰り返す
続いて、ちゃぷちゃぷ洗顔を何回ほどするのかについて。
これは季節によっても個人によっても異なるのですが、およそ30回前後を目安にしていただければと思います。
しいて言うなら夏は若干多め、冬は若干少なめにすると良いです。
注意点
洗いすぎると乾燥するし、洗わなすぎると汚れが残って肌が炎症を起こしてしまう…。
このように「何回洗顔するのか」は、最初のうちは本当に苦労します。私は感覚をつかむのに季節が一周するまで(つまり丸1年)かかりました。
また、肌質は一人ひとり違うので、当然最適な洗顔回数も変わってきます。50回以上必要な方もいらっしゃるかもしれません。
ただ慣れてくると、洗顔を続けるうちに肌の吸い付き具合が変わってきます。それが「洗えたよー」の合図です。
丁寧に肌と向き合いながら、感覚を探っていってくださればと思います。
これだけ丁寧に洗顔するのは夜だけです!朝はぶっちゃけ1,2回でOK!私はそうしていますし特に問題はありません!
手順④ 清潔なタオルを押し当て、皮膚の水気を取る
いよいよ最後です。
洗顔が終わったら清潔なタオルを押し当て、皮膚の水気を優しく吸い取ります。
注意点
洗顔時の注意事項でもお伝えしたのでもうおわかりでしょうが、タオルでゴシゴシ拭くのは絶対にダメです!
今までの努力が水の泡になります。タオルは優しく、そーっと肌に押し当ててくださいね。
まとめ
肌断食の洗顔方法は、文字にしてしまうとそんなに難しいものではありません。
ただ、洗顔回数や肌の変化は感覚によるところが大きく、「これが正解」というものがないため、実際に洗顔をしてみると「難しい…」と感じ、挫折してしまう方が多くいらっしゃいます。
肌断食は自分の肌と丁寧に向き合うよい機会かもしれません。
一人でも多くの方が、肌断食に成功して素晴らしい素肌を取り戻されることを祈っています。