社労士試験合格までの勉強法、隅から隅まで全部見せます!

こんにちは、 渡邊 由佳 ( @officeyuka )  です。

私は、社会保険労務士(社労士)試験の勉強法として通信講座を選び、さらにその中でも「ユーキャンの社労士講座」を受講して社労士試験に合格しました。

でも…。本当に知りたいのはそんなことじゃないですよね?

どーやって勉強したら合格するのっ!?

ってことですよね!

もったいぶってゴメンなさい。

今回は、第50回社会保険労務士試験に合格した、私の勉強法をすべて公開します!

もちろん、社労士試験だけでなく、多くの資格試験に共通する勉強法もたくさんありますので、「何か資格を取ろうかな?」と考えている場合はぜひ参考にしてくださいね。

試験9ヶ月前:勉強スタート!

私が社労士試験の勉強を始めたのは11月の終わり。本試験が8月の最終日曜日ですから、ちょうど試験の9ヶ月前から勉強を始めたことになります。

ちなみに2回目の受験での合格ですが、前回の受験は3年前のため知識はスッカラカン(笑)に抜け落ちていました。

1周目はテキストを精読

テキストはユーキャンの社会保険労務士講座のものを使用し、1周目は「まず読み進めることが大事」と思って一通り精読しました。

そもそも日本語とすら思えないような言葉だらけなので、「わからない」と止まってしまっては一歩も前に進めなくなります。

わからなくてもいいからとにかく読む、前に進む。

このときはあまりマーカーも引かず、「理解」というよりは「読書」に近かったです。

テキストは10冊ありましたが、1周目だけで1ヶ月かかりました。

2周目からは「過去問→テキスト」をひたすら繰り返す

2周目から、いきなり過去問を始めました。

しかも、テキストを読んでからではなく、「先に過去問を解く→そのあとテキストを読む」という順番。

これには私なりの理由があります。

「テキストを読んでから問題を解くと、解けてしまうから」です。

なんとなくで解けてしまうと知識は定着しないと考え、あえて問題からというスパルタ勉強法(笑)にしました。

もちろん、最初はまったくと言っていいほど解けませんでしたが、ここでも「前に進むこと」をまずは大切にしました。

ただし!過去問を「解くだけ」では意味がないので、私は2つのことをやりながら解き進めました。

1.理解度に合わせて印をつける

こちらを見てください。

字が汚いのはお許しを。

問題を解いた日付なのですが、私は次のルールで印をつけていました。

  • ×→解答そのものを間違えた
  • △→正解はしたが理解できていない選択肢がある
  • ◯→正解し、すべての選択肢の理解ができている
すべての選択肢をきちんと理解し、「この点が間違っているから×(もしくは◯)」というところまで導けないと、合格にはたどりつけません。

そのために「選択肢が一つでも理解できていない場合は△」をつけ、しっかり復習するようにしました。

2.解説をテキストに書き写す

これは「解説の全文を書き写す」という意味ではありません。

例えばこんな感じです。

 

つまり「選択肢の文章のどこで引っ掛けてくるか」を書き写しています。

この場合だと、

  • 平成29年の問2、オの選択肢
  • 問題文は◯
  • 「日本国内に住所を有すること」は必須要件
ということが書かれています。

別に、誰かに見せるわけではないので「自分さえわかればOK」です。

この作業はすべての問題について行ったわけではなく、特に「間違えた!」「理解が曖昧!」という選択肢についてだけ、しっかりと書き写しました。

こうやってテキストに情報を集約することで、直前期には「テキストさえ読めば大丈夫」という状態に持っていけました。

ちなみに、この「過去問→テキスト」のサイクルですが、試験の1週間前までずっと続けました。択一式に至っては、他の問題集は一冊も解いていません。

「過去問ほど優秀な問題集はない」は、私の持論です。

試験5ヶ月前:早めの一般常識対策・選択式対策開始

過去問がやっとスムーズに解けるようになった4月頃から、少し早めの一般常識対策・選択式対策を開始しました。

というのも、1回目の社労士試験のとき、労働一般常識の選択式だけ合格点に届かず不合格だったので、「一般常識」と「選択式」に潜在的な苦手意識があったからです。

一般常識対策

一般常識の対策としては、TACが出版している「よくわかる社労士」シリーズの直前対策テキスト(市販)を購入しました。

TACの一般常識・統計に関する直前対策テキストは、毎年4月下旬に発売されます。

この段階では、「覚える」のではなく「全体の傾向をざっくりつかむ」ようにしました。

ユーキャンからも、直前期に「白書・統計対策」の冊子が送られてきたのですが、5ヶ月前の段階で一通り一般常識の知識を頭に入れたことは、「手をつけている」という安心感となり、良かったと思います。

選択式対策

私が、ユーキャンの教材の中で唯一物足りなかったのが「選択式対策」でした。

そのため、選択式だけは、資格の大原が出版している「選択式トレーニング問題集」を全科目揃えました。

解いて覚える!社労士選択式トレーニング問題集(2019年対策 1) 労働に関する一般常識 (合格のミカタシリーズ) [ 資格の大原社会保険労務士講座 ]

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2科目掲載されているものと、1科目だけのものがありますが、私が購入した 第50回社労士試験対策分 は全部で5冊。1冊ずつ順番に発売され、5冊が出揃ったのがちょうど4月だったので、過去問と並行して解き進めました。

このトレーニング問題集、全部合わせると500を超える(!?)問題が掲載されており、その網羅率は恐ろしいです。

さらに、例年選択式の的中率が全40問中なんと30問以上

選択式は、択一式が一定ラインまで解けるようになれば、自ずと解けるようになってくるのはたしかです。ですが、選択式独特の「クセ」がありますから、せめて直前期だけでも「選択式のための対策」はした方がいいと思います。

特に、私は選択式に苦手意識が強くありましたから、早めに対策を始めて正解でした。

試験3ヶ月前:模擬試験始まる

試験の3ヶ月前にもなると、ほとんどの予備校で模擬試験が始まります。

私はユーキャンで会場受験を3回、資格の大原で在宅受験を3回しました。

会場受験はした方がいい

お住いの都合上、どうしても無理という場合ももちろんあると思いますが、それを承知の上で「1回でも会場受験すること」をオススメします。

その一番の理由は、「本番の疑似体験ができるから」です。

私自身、自宅受験もしたからこそ思うのですが、自宅で本番さながらの緊張感を持つのは相当難しいです。少なくとも、私には無理でした。

会場受験であれば、「模擬」とは言いながら監督員の説明も本番とほぼ同じですし、緊張感はあります。

そしてなにより、「緊張感ゆえに問題が解けなかった」という体験をすることができます(これが大事)。

会場受験で緊張感を味わえたことは、本試験にとても役立ちました。

模擬試験の目的は「弱点の洗い出し」

模擬試験は「受けたら終わり」ではなく、「その時点での自分の弱点を知り、克服する」のが大切です。

そのため私は、模擬試験は翌日にすぐ復習し、少しでも引っかかった箇所を書き出すなどして徹底的に克服しました。

点数に一喜一憂したくなる気持ちももちろんありましたが、「今間違えて良かった、本番じゃなくて良かった」と前向きにとらえて、弱点の克服に取り組みました。

模擬試験の効果的な受け方を徹底伝授!ただ受けるだけではもったいない!

試験直前1ヶ月:最後の追い込み

試験のほぼ1ヶ月前に最後の模擬試験が終わり、いよいよ追い込みの時期です。

全科目を高速回転

直前期に意識したのは「すべての科目を満遍なく、しかも高速で回転させること」です。

人間は、忘れる動物です。頭がいいとか悪いとかの問題ではありません。

それなら「忘れる自分を責める」より「忘れない方法を実践する」方がいいに決まっています。私にとってその方法が「高速回転」でした。

「高速回転ってどういうこと?」と思われるかもしれませんが、要するに「各科目の勉強スパンをあけない」ことです。

そのために1日で複数の科目を勉強するようにしました。

例えばある1日。

  • 朝、全科目の弱点を書き出した紙を見直す
  • 午前は労災保険法、昼から健康保険法(この組み合わせが意外と効きました)
  • 夕食前に白書対策

こんな1日も。

  • 朝、全科目の弱点を書き出した紙を見直す
  • 1日かけてそれまで受けた模擬試験を片っ端から解く(これだけで全科目を勉強できます)
  • 1日の終わりに、解いた模試で引っかかったところを再復習

お気づきかもしれませんが、直前の1ヶ月は新しい知識を入れることはしませんでした

それよりも、今まで勉強してきた知識を一つでも確実なものにすることに重点を置き、ひたすら繰り返し勉強しました。

1枚のシートが心の支えに

毎日複数の科目を勉強すると「いつ、どの科目の、何をやったか」がわからなくなります。

そのために、私は自作で1枚のシートを作りました。

横軸が科目縦軸にやること、というシンプルなエクセルシートです。

このシートをプリントアウトして、勉強した日付を書き込んでいきました。

それがこちら。

まさかブログで公開することになるとは思っていなかったので、ぐちゃぐちゃでごめんなさい。

このシート、最初は自分の勉強管理のために作ったつもりでした。でも毎日日付を書き入れ、マス目が埋まっていくにつれ「私はこれだけ勉強した。だから絶対に受かる!」という心の支えになっていきました。

直前期は、不安で押しつぶされそうになることの方が多いです(私はそうでした)。

不安を解消するには勉強するしかありませんが、その成果を目に見える形に残したのは本当に良かったと今でも思っています。

ラスト1週間:基本に戻る

本試験前ラスト1週間。

最後は特に変わったことをせず、あえて基本に戻りました

例えばこんな感じです。

  • テキストなら本文の太字・赤字を中心に。
  •  問題集ならAランク(最重要ランク)だけを解き直し。
  •  自分の弱点ノートを何度も繰り返し、など。
そして、本試験で最高のパフォーマンスが出せるよう、体・心・脳の状態を整えることに専念しました。

直前1ヶ月では毎日11時間以上勉強していましたが、逆にラスト1週間は毎日8時間程度に抑え、リラックスすることを一番に考えていましたね。

最後に:勉強法よりも大切なこと

合格までの勉強法、いかがでしたでしょうか。

あれも伝えたい、これも伝えたいと思い、かなりのボリュームになってしまいました。

と、ここまで書いておきながら、私は合格するために必要なものは実は勉強法ではないと思っています。

勉強法よりも大切なこと、それは絶対に合格する!という強い気持ちです。

「結局根性論かよ」と思うかもしれません。でも、数ヶ月にもわたる勉強を続け、不安と戦い、合格を勝ち取るには、気持ちで負けたら絶対に無理だと断言できます。

どうか、「絶対に合格する!」という強い気持ちを持ち続け、合格を勝ち取ってください。

そのために、私の記事が少しでもお役に立てれば幸せの極みです。

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