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ゆかねぇ(渡邊 由佳)
Gallup認定ストレングスコーチ・社会保険労務士
愛知県西尾市在住、京都市生まれ。
強みの伝道師として、一人でも多くの方が強みを活かして自分らしく生きていけるようストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を使ったコーチングをしています。
TOP5は 未来志向・達成欲・戦略性・最上志向・活発性。
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ひとり起業こそ事業計画を作るべき!計画嫌いの私が事業計画作成を勧める理由とは?

こんにちは、計画を立てることが嫌いなうえに大の苦手なゆかねぇ (@officeyuka) です。

事業計画ってめんどくさそう…
事業計画は作らなきゃいけないの?
事業計画なんてそもそもいらんでしょ!

その気持ち、ものすごくわかります。だって私もそう思ってましたから。

でも「必要か不要かは作ってみないとわからない」と、重い腰を上げて事業計画を作ってみたところ…

事業計画は絶対作った方がいい!

と手のひらをクルクルーッと返してしまいました。

そこでこの記事では、事業計画を作成する過程で私が気づいたひとり起業こそ事業計画を作るべき理由をお伝えします。

私と同じように「事業計画なんていらない!と思っている方「計画を立てることそのものが苦手…」という方にぜひ読んでいただければと思います。

目次

「ひとり起業に事業計画は不要」と思っていた

「銀行から融資を受けたい」「投資・出資を受けたい」といった場合には事業計画は必須ですが、「手持ちの資金で小さくひとり起業をするなら事業計画は不要」という声もよく聞きます。

実際に、私自身も「ひとりで仕事をするのにわざわざ事業計画なんていらんよな」と思っていました。

その理由です。

理由① 未来のことなんてわからない

多くの従業員を抱えていれば全員で理念を共有する必要もあるでしょうし、彼らの生活を守るためにも先々の計画を立てる必要があるでしょう。

でもこちらはひとりで起業です。人生と事業はほぼイコールです。

明日この身がどうなってるかもわからんのに、3年後の未来なんかわかるかいな!

未来のことなんて誰もわからないのに事業計画を立てるなんて無意味だ、と思っていたんですね。

理由② 売上予測なんて絵に描いた餅

事業計画といえば売上の予測を立て、「◯年後には年商◯千万円、利益は◯◯円、顧客数は◯◯社…」みたいな数字の予測を立てるものだと私は思っていました。

でもそれってどうやってわかんの?しょせんは絵に描いた餅やろ?

数字の予測なんてただの自己満足。根拠のない数字に意味はない、と思っていたわけです。

理由③ 計画に引っ張られるのはごめんだ

それでも仮に頑張って事業計画を完成させたとしましょう。

そうすると、今度は常に計画を見ながら事業を進めていかなければならなくなります。

もし「◯年後に年商1億!」なんて計画でも立ててしまったらさぁ大変。

あー、今月も目標達成できんかったわ…。うち、あかん子やわ…

と自信を喪失してしまうのは目に見えています。

事業計画に引っ張られて自分を見失うぐらいなら計画なんていらない、と思っていました。

理由④ 計画どおりが嫌い、計画立てるのはもっと嫌い

ここまでくるともはや論外ですが。

行き当たりばったり最高!人生なんて何があるかわからんから面白い!

計画という 枠 が嫌い、計画立てるという ルール作り はもっと嫌いな私は、「事業計画はいらない」というより「事業計画を作りたくない」とずっと思っていたのです。

「ひとり起業こそ事業計画を作るべき」と気づく

これほど「ひとり起業に事業計画は不要」と思っていた私ですが、事業計画を作りもせずに「いらない」というのは食わず嫌いと同じ。

ましてや計画づくりが苦手と自覚している以上、事業計画から逃げているのも同然です。

だから作りました。何度となく挫折し、結局半年近くかかりましたが作りました。

そしてやっと気づいたのです。ひとり起業こそ事業計画を作るべきだ、と。

自分が本当にやりたいことに気づける

ひとり起業こそ事業計画を作るべき理由、それは自分が本当にやりたいことに気づけるからです。

事業計画の作成にあたっては、「打ち出すべき商品やサービス」「顧客のニーズ」「自社の強み」「市場の動向」「収支計画」などを、ありとあらゆる方向から掘り下げ、分析します。

企業であれば掘り下げるのは企業そのものですが、ひとり起業の場合、掘り下げるのは「自分自身」であり「自分自身の人生」に他なりません。

生まれてから今まで、どこでどんなことをしてきたか。

うまくいったこと、うまくいかなかったこと。

何気なくやったのに褒められたこと、一生懸命やっても結果が出なかったこと。

出会った人、読んだ本、行った場所…などなど。

とにかく自分に関するありとあらゆることを掘り下げ、洗い出し、分析します。

すると、どんどん余計なものが削ぎ落とされ、最後の最後に自分が本当にやりたいことが目の前に姿を現すのです。

なぜ「自分が本当にやりたいこと」に気づく必要があるのか

別にそこまでしなくても「やりたいこと」があるから起業したわけだし、結局事業計画なんて作らなくてもいいんじゃないの?

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも、私は事業計画を作成する過程で「自分が本当にやりたいこと」に気づくことができましたし、気づいて本当に良かったと思っています。

なぜなら「自分が本当に・・・やりたいこと」は何よりも強い事業の柱になるからです。

自分が好きで好きで仕方のないこと、一晩ぐらい寝なくても平気なこと、そんなことが事業の柱になったら…

その事業計画はワクワクに満ち溢れた未来予想図になりますよね!

こうなるともはや計画ではありません。

どんな時も自分を支えてくれる柱となり、迷ったときに立ち戻れる原点となり、行き先へと導く羅針盤となるのです!

すべてを出し尽くした人しか気づかない

では「事業計画を作れば、誰でも自分が本当にやりたいことに気づくことができるのか」というとそうではありません。

自分と本気で向き合い、人生を全部掘り返し、「もう何も出てこない」というところまですべてを出し尽くした人しか気づかないのです。

私が事業計画の作成に半年もかかったのはそのためでした。

最初の頃はうわべだけを掘り、「あーでもないこーでもない」とブツブツ言ってばかり。

徐々に深く掘れるようになるものの、「見たくない自分」が現れたり辛さに耐えられずに挫折。

やっと「自分が本当にやりたいこと」に気づいたのは、実は一旦事業計画を作り上げたあとでした。

事業計画完成!でも…何か違う!

そう思った私は、もはや何も出てこないはずの心の中をもう一度のぞきこみました。

そこに…あったのです、自分が本当にやりたいことが

正直時間もかかります。めちゃくちゃしんどいです。

でも、そこまでしないと「自分が本当にやりたいこと」には気づかないし、そこまでやるからこそ何よりも強い事業の柱になるのです。

まとめ

ひとりで起業すると日々迷いと決断の繰り返しです。

だからこそ、何よりも強い事業計画=未来予想図を作っておくことで、判断のブレをなくすことができます。

誰かに見せる必要はまったくありません。

自分だけの誰にも負けない未来予想図を、ぜひ作ってくださいね!

 

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