「ひとり社労士」とは。ひとり社労士という生き方を通して伝えたいこと

「ひとり社労士」のアイキャッチ

こんにちは、社会保険労務士の ゆかねぇ (@officeyuka) です。

ひとり社労士。

どこかで聞いたことがあるようなないような、意味がわかるようでわからないような言葉です。

そんな「ひとり社労士」は私にとって働き方ではなく生き方。この生き方を通して私が伝えたいことがあります。

※写真は「ひとり社労士」を名乗るきっかけの一つにもなったポストカード。大好きな方からいただいた宝物です。

ひとり社労士とは

「ひとり社労士」は私の造語です。

といっても、個人を意味する「ひとり(一人ではなくひとり)」と社会保険労務士を省略した「社労士」をくっつけただけなので「要はひとりで仕事してるんでしょ?」と察しはつくはず。

・・・たしかにそのとおりです(笑)。でもそれだけではないんです。

誰かを雇うことなく、誰かに雇われることもない。

自分の能力、自分の知識、自分がもっているすべての才能と経験を活かし、「自分」という商品で勝負していく。

それがひとり社労士という言葉に込めた思いであり、ひとり社労士という言葉が意味するところです。

ひとり社労士と名乗ることを決めた理由

私は社労士試験の勉強をしていたときから「社労士になったらひとりでやっていく」と決めていたし、2019 年に開業してからもずっとひとりでやってきました。

じゃあなぜ今頃になって、あえて「ひとり社労士」と名乗ることを決めたのか。

それには理由があります。

ひとり社労士という働き方を能動的な選択肢にしたかった

「ひとり社労士」と名乗ることを決めた一つ目の理由は、社労士としてひとりでやっていくという働き方をもっと能動的な選択肢にしたかったからです。

社労士業界特有なのか世間一般の風潮なのか、国家資格を活かして開業となるとどうも

「バリバリ稼いで事業を拡大し、人を雇って事務所を大きくすることこそ成功」

みたいな雰囲気がまだまだあるように私は感じています。

実際に、私が開業前に顔を出した社労士向け起業塾のようなところでは「年収1000万は余裕」「事務所を大きくし、人を雇ってからが本当の勝負」みたいなことも言われましたし。

だから「ひとりでやっている」って堂々と言いにくいんですよね。「儲かってないんや」「仕事ないんや」って思われそうで。

(少なくとも私は言いにくかったです。あれこれ詮索されるのがいやで社労士同士の集まりにも顔を出さなくなったぐらいには)。

でも本当は、私を含め前向きな自分の意志でひとりでやっていくことを選んでいる社労士さんはたくさんいらっしゃるはずなんです。

誇りを持ってひとりで社労士業務をこなしている方も多いはずなんです。

そんな「ひとりで社労士としてやっていく」という働き方をもっと能動的に選択し、堂々と口に出せるようにしたい。

それがひとり社労士を名乗ろうと決めた一つ目の理由です。

やりたいことの方向性にブレがなくなった

「ひとり社労士」と名乗ることを決めたもう一つの理由は私がやりたいことの方向性にブレがなくなったからです。

私はこれまで「個人を応援したい」という思いで、社労士として、Gallup認定ストレングスコーチとして活動を続けてきました。

ただその個人の定義が「自分らしく生きたいすべての人」というように漠然としすぎていたんです。

そのために「間違ってはいないんだけど、これじゃあ誰にも届かない」という思いをずっと抱えていたんですよね。

それがここに来て、やっとクリアになりました(遅いけど)。

私が応援したいのは次のような人。

  • 私と同じようにひとりで仕事をしているフリーランスや独立開業している人、これからひとりで仕事がしたい
  • 組織に属さず自由に生きたい
  • 世間の風当たりなどもろともせず、自分の生き方を貫きたい
  • ひとり社労士の人
  • ひとり社労士として生きていきたい

そんな人たちを応援するにあたり、ひとりでやっている私が自信を持って堂々としていなくてどうすると。

もっともっと、ひとりで働くということに関して酸いも甘いも発信していかなくてどうすると。

 

ひとりでやっている、やっていきたい人を応援したいからこそ、私自身がひとりの人間としてプライドを持って働き、生きなければならない。

そう思ったとき「『ひとり社労士』なんて言ったら陰で何か言われるかも」みたいな不安を使命感が越えました(誰もやってくれなんて言ってないかもしれませんが)。

だから今、「ひとり」という旗色を鮮明にするために「ひとり社労士」と名乗ろうと決めたのです。

ひとり社労士という生き方を通して伝えたいこと

社労士というのはあくまで職業の一つであり、働き方の一つです。

でも私にとって「ひとり社労士」は働き方というより生き方。ひとりでやっていくという生き方であり、覚悟の表れです。

この生き方を通して私が伝えたいのは自分を貫くということ。

ひとりで仕事をする楽しさや大変さはもちろんだけど、それは枝葉の部分。

ひとりでやっていくと決めた自分の思いを貫く。

時に打ちのめされてもまた立ち上がり、歯を食いしばって前に進んでいく。

その姿を伝えていきたいのです。

 

決して器用な生き方ではありません。どちらかというと不器用で泥臭く、回り道も多いです。

それでも「こんな生き方もある」「こんな生き方でもいいんだ」と思ってもらいたい。

「こいつも頑張ってるんだから自分ももう少しだけ頑張ってみよう」と思ってほしい。

そのためには私がひとりで活動し、自分を貫く様子を「ひとり社労士」というキーワードを使って伝えていくことが必要なんじゃないかなと。

だって圧倒的少数派ですから(笑)。しかも大きな声では誰も言いたがらないことですから。

そんな茨(いばら)の道をあえて進んでいく姿が、たとえ哀れでも誰かの心に刺さればいいなと。

最後に

「ひとり社労士」という生き方。

少数派だからこそ伝えていきたいし、伝える価値があると思っています。

同じようにひとりで働く人に少しでも勇気と希望を与えられたら、これ以上の喜びはありません。