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ゆかねぇ(渡邊 由佳)
Gallup認定ストレングスコーチ・社会保険労務士
愛知県西尾市在住、京都市生まれ。
強みの伝道師として、一人でも多くの方が強みを活かして自分らしく生きていけるようストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を使ったコーチングをしています。
TOP5は 未来志向・達成欲・戦略性・最上志向・活発性。
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開業届の提出にあたり「やらないこと10カ条」を決めてみた

こんにちは、 ゆかねぇ (@officeyuka) です。

本日(2019年3月19日)、開業届を提出してきました。

ちなみに開業日は「2019年3月1日」です。

これで、現実的にも オフィスYUKA としての活動を始めることになります。

2020年6月に事務所名を「オフィス・ゆか」に変更し、現在はギャラップ認定ストレングスコーチとして様々な活動を行っています。
目次

「やらないこと」を先に決めた理由

「いよいよこれから事業を始めるぞ」というときに、やらないことを先に決めるのは随分と後ろ向きに思われるかもしれません。

それでも、私がやらないことを先に決めたのには理由があります。

やりたいことが多すぎる

そもそも、社労士登録を待たずに(というか待てずに)開業したのは「やりたいことがあるから」です。

あれもしたい、これもしたい、こんなことも、あんなことも…。

などと考えていると果てしなく想像が膨らみ、収集がつかなくなってきました。

それなら一度、逆の視点から「やらないこと」を洗い出してみればやりたいことがクリアになるのではないか?と考えたのです。

譲れない一線は決めておくべき

私は、社労士を目指し始めた当初から「業務は一人でやる」と決めていました。

一人でやる以上、できることには限界があります。どれだけ能力がある人でも時間は24時間しかないし、手は2本しかないし足も2本しかないのです。

その限界を超えて仕事を引き受けてしまえば、自分がつぶれるだけではなくお客様にも迷惑がかかってしまいます。

いわゆる「キャパ超え」をしないために、譲れない一線を最初に決めておこうと考えました。

やらないこと10カ条

私が決めた「やらないこと10カ条」です。

【その1】無理をしない

「無理をしない」は私にとって絶対です。気がつくと無理をしてしまうので、常に忘れてはならないことです。

今までの人生で無理をしすぎたことは数知れず。それでも周囲に助けられてここまでやってきましたが、これからはそう上手くはいきません。

一人でやっていくと決めている以上、私がつぶれてしまってはそこで終わりだからです。

「頑張りすぎは迷惑でしかない」という戒めの気持ちを忘れないよう、やらないことのトップにもってきました。

【その2】家庭を犠牲にしない

社労士試験に合格した当初、その嬉しさもあって「これからバリバリ働くぞ!稼ぐぞ!」なんて思っていました。そのために家庭を犠牲にすることもいとわない、とも。

ですが、交流会と称した飲み会で帰りが遅くなったり、勉強会と称した集まりで家を空けたりするたびに、家族に対して「申し訳ないな」という思いが募るようになってきました。

家族(といっても主人だけですが)は、いつでも快く「行ってくればいいよ」と言ってくれています。

ただ、それに甘えて家庭を犠牲にするレベルまで働くのは違う、と思うようになりました。

そのために受けられない仕事があってもかまいません。

家族がいるからこそ私はこうやって穏やかに暮らせているわけですから、その家族を大切にした働き方をします(のろけかな、ごめんなさい)。

【その3】営業しない

私にも、かつて生命保険の営業をしていた時代がありました。

意気揚々と入社したのですが、見事なまでに契約が取れず打ちのめされて退職。今でも「営業」と聞くと拒絶反応が起こります。

なので「営業しない」というより「営業したくない」が本音です。

そうは言っても、何らかの方法で仕事を取ってこなければ売り上げを上げることはできませんから、もちろんその点は考える必要があります。

ただ、考えるときに「これだけは(営業だけは)やらない」と決めておけば選択肢を一つ減らせますし、他の方法を必死で考えます。

やらないことを決めるメリットは、この「やれる方法をなんとかして考えるようになること」ではないかと思います。

【その4】他人の意見に惑わされない

誰しもそうかもしれませんが、私は他人の意見に惑わされることがよくあります。自分が弱っている時、不安な時は特にそうです。

そうでなくても、他人と違うこと、誰もやったことがないことをやろうとする時には、さらに反発が強まります。

ですが、誤解を恐れずに言えば他人ほど無責任なものはありません。どれほど親身な意見であってもです。

他人の意見に惑わされるぐらいなら、「他人の意見を聞かない」ぐらいでちょうどいいのでは、と思っています。

【その5】人脈作りをしない

「知識や経験より人脈だ」

「まずはとにかく名刺を配りまくれ」

ツテもコネも経験も何もない私にとって、「人脈作り」はなによりも最優先して取り組まなければならないものだと思っていました。

だから合格後まっさきに名刺を作り、あちこちの集まりに顔を出しては名刺を配りまくりました。なんなら増刷もしました。

でもその結果は、私の心が疲弊しただけに終わりました。

もちろん、人によっては名刺一枚でがっちり人脈を作り、仕事につなげられるでしょう。でも私にはできませんでしたし、もうやりたくありません。

人脈とは、自分が相手を知っていることではなく、相手に自分を知ってもらっていることだ、とどこかで聞いたことがあります。

私のことを知ってもらうなら、このブログで日々情報を発信した方がよほど知っていただけます。

二度と、人脈づくりのための集まりには顔を出しません。

【その6】「先生」にならない

社労士試験に合格した、というと「先生って呼ばなあかんな」と言われることがあるのですが、私は先生ではないし先生と呼ばれたくもありません。

今までいろんな仕事をしてきましたが、どんな時もお客様や共に働く方々から学ぶことばかりでした。

それが社労士になったからといって変わるわけではありませんし、相手から学ぶ姿勢を忘れたくありません

「先生にならない」には、偉そうな振る舞いをしない、常に謙虚な気持ちで、という意味を込めています。

【その7】目標を立てない

おそらく、人間には「目標を立てたほうがいい人」と「目標を立てないほうがいい人」の2種類がいるのではないかと思います。

そして私は後者の人間です。目標を立てると目標につぶされてしまうのです。それに、直感で動くタイプなので目標にがんじがらめにされたくないのです。

仕事をしていく上での理念のようなものは考えようと思いますが、壮大な売上目標を立てることはやめました

そのかわり、「最低限これだけは必要だ」という売上は弾き出してあるので、それだけは出せるようにして、あとは自分の心の声に正直にやっていきたいと思っています。

【その8】妥協しない

これから一人で仕事をしていく以上、上司も見張りもいません。

妥協しようと思えばどこまででも妥協できます(逆にやろうと思えばどこまででもできますが)。

「無理をしない」という項目と矛盾するわけではなく、「自分の納得できるレベルまでは妥協しない」ことは常に意識しておかないと怠けてしまうな、と思っています。

【その9】我慢しない

母いわく「昔から我慢強い子だった」そうです。一見褒め言葉にも思えますが、私はそうは思いません。

自分の気持ちにフタをするのは精神衛生上よろしくないです。どこかで爆発します。

なんのために一人でやるのか?

それは「自分のやりたいことを、やりたいように、やりたいだけやる」ためです。我慢する意味も理由もありません。

気がつくと我慢してしまう私だからこそ、「我慢しない」という項目が必要なのです。

【その10】やりたくないことはやらない

10カ条の総まとめとも言えますが、一人でやっていく時に最も大切なのは「自己管理」だと思っています。

自己管理には「体調管理」や「スケジュール管理」など様々ありますが、その中でも私にとっては「心の管理」が何より大切です。

心が弱る、心が疲れる、心が折れる、といったことがあると体調にも仕事にも影響します。

心を常に良い状態に保ち、パフォーマンスを上げるために「やりたくないことはやらない」と決めました。

自分の身は自分でしか守れないから

「一人でやっていく」ということは、「自由」であると同時に「責任」もすべて一人で負う、ということです。

雇われているなら会社が助けてくれることもあるかもしれませんが、私がやったことはすべて私が責任を取らなければいけません。

だからこそ、なんでもかんでも「やる」のではなく、「やらない」ことで自分の身を守る必要もあると思うのです。

開業届の提出に際し、初心を忘れないためにもこの「やらないこと10カ条」を書き記しておきます。

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