こんにちは、ギャラップ認定ストレングスコーチの ゆかねぇ (@officeyuka) です。
「やりたいこと」と言うと、「自分が好きなこと」「やっていてワクワクすること」「時間を忘れて没頭できること」のようにプラスの気持ちが湧き上がるものを考えがちです。
たしかにそのとおり。「これ、楽しくないよねぇ」って言いながらやってることが「やりたいこと」なわけがありません。
でも「本当にやりたいことはなんだろう?」と考えるとき、もしかしたら怖くてたまらないことこそ本当にやりたいことかもしれません。
やりたいことの探し方は色々ある
今の時代、やりたいことの探し方についてはたくさんの本が出ているだけではなく、インターネット上にいたっては情報が氾濫していると言ってもいい状況です。
私も「やりたいこと難民」だった頃にはよく本を読みましたし、今でもやっぱり気になってしまいます。
ほんと、いろんなこと書いてますよね。たとえば…。
- ワクワクすることをやろう
- 興味を持ったらとりあえずやってみる
- 子供の頃(特に8歳ぐらいまで)によくやっていたことを思い出してみて
- 人からよく頼まれることにヒントがあるかも
- 実はやりたくないことの裏側にあるんじゃない? etc…
どれも「そうだよね」とうなずくことばかりですし、実際に「私がワクワクすることってなんだろう?」と考えたおかげでやりたいことを思い出した場面だってあります。
だから「どれが合っててどれが間違っているか」という話ではなく、自分に合ったやり方で探せばいいし、いっそ全部試してみたっていいわけです。
なぜ「怖い」の先にやりたいことがあるのか
やりたいこと探しの方法は人それぞれ。好きなやり方でやればいいんです。
ただ、「やりたいんだけどやり始めるのが怖くてたまらない」と思っていることの”先”にこそ、実は本当にやりたいことがあるのではないかと私は思っています。
なぜか。
本当にやりたいことって、一生をかけてやり続けたいことだと思います。その決断を下すときに怖くないわけがない。
それに、そのやりたいことをするためにもしかしたら会社をやめたり、人間関係が大きく変化したり、はたまた住んでいる環境を変えたりする必要があるかもしれません。
今まで築き上げたさまざまなものを手放してしまったら拠りどころがなくなるかも、と考えると怖いと思うのは当然でしょう。
まだあります。
やりたいと思っていることが常識的に「ナシ」だったり、他人から「それは無理やで」と言われるようなことだったらどうでしょう。
自分の「やりたい」を貫いたときにどんな茨(いばら)の道があるかと考えたたら、怖気づいてしまうのも無理はありません。
なにより、人間は変化を恐れる生き物です。これは人間が生命を維持するために持っている本能なので、「やり始める=変化する」ときに怖いのは当たり前なのです。
これほどまでにやり始めるのが怖いこと。それでもどうしてもやりたいこと。
そこまで思えることこそが本当にやりたいことなんじゃないかな、と私は思うのです。
私にとって一番怖いこと
私はここ数年「やりたいことだけをやる人生」を目指してやってきました。
興味を持ったことはとりあえずやってみたし、自分のワクワクと直感を大切にもしてきました。やりたくないことは可能な限りやらずに済むようにもしてきたつもりです。
そんな私にとって一番怖いこと。それは今ここでやっていることです。
「え?何?」って思いますか?
実はブログやメルマガ、SNSといった媒体を通して、私の考えや思い、経験などの「ありのままの私」を発信し、伝えていくことなんです。
怖いの。本当はものすごく怖いの。
私は昔から人の10倍ぐらい「他人の目」「他人の評価」を気にする人間です。
だからどこの誰が読むかわからないインターネットの海に自分の思いや考えを放つなんて、本当は恐ろしくてたまらない。
そのくせ書いたものを「つまらんわ」と言って読まれなかったら、と思うだけで心が縮み上がっちゃう。
だけど、やりたいんです。
「後世に名を残したい」とか「稼ぎたい」とかそういうんじゃなくて、ただ書きたい。ただ伝えたい。
そして、私の言葉がたった一人にでもいいから届いてほしい。あーもう届かなくてもいい。それでも書きたい。
ここまで思えたからこそ、今こうやってブログを書いています。そしてこれからも書き続けると思います。
一歩を踏み出せば、きっと変わっていく
「怖い」という気持ちは「まだやっていない」「どうなるかわからない」という未来に対する不安から生まれます。
ということはやってみなきゃわからないんです。「やってみたらなんてことなかった」ってことだってあるはずなんです。
だからまずは、やりたいことに向けて一歩を踏み出してみること。
そうすればきっと、環境が変わり、自分が変わり、未来が変わっていく。
本当にやりたいことをやっている人生は、実はすぐそこにあるのかもしれません。