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ゆかねぇ(渡邊 由佳)
Gallup認定ストレングスコーチ・社会保険労務士CFP
愛知県西尾市を拠点に「強みの伝道師」として、一人でも多くの方が強みを活かして自分らしく生きていけるようストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を使ったコーチングをしています。
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ひとりで仕事をしていくうえで大切な「4つの管理」とそのポイント

こんにちは、 ゆかねぇ (@officeyuka) です。

私は開業以来ひとりで仕事をしています。

「ひとりで仕事」と聞くと「自由そう」「気楽そう」と思われがちですし、実際そういった面もあるのですが、裏を返せば「自分のことは自分で管理しないといけない」という厳しい面もあります。

そして、その「自己管理」こそ多くの方が苦手とされていることではないでしょうか。

今回は、これからひとりで仕事を始めようと思っている方や、すでにひとりで仕事をしているけど自己管理がうまくできない方に、私がひとりで仕事をするにあたって意識している「4つの管理」とそのポイントをご紹介します。

どれも簡単に始められるものばかりですよ!
目次

【からだの管理】

どういう働き方をするにせよ「体調管理」は大切ですが、ひとりで仕事をするうえではさらに大切になってきます。

なにしろ自分の代わりはいないのですから。

もし倒れようものなら、お客様に迷惑をかけたり信用を失ったりするだけではなく、稼ぎがなくなり生きていくことそのものができなくなります。

そのため、「からだの管理」は生きていくことに直結する大切な管理と言えます。

ポイント①:生活を整える

このように書くと「そうか、じゃあからだを鍛えなきゃ」と思いがちなのですが、私はそこまでしなくてもいいと思いますし実際していません。

おもむろにランニングを始めたりジムに通ったりといった特別なことをしなくても、毎日可能な限り歩く習慣を身につけるだけで体力は維持できます。

また、早寝早起きしたり食事を三食規則正しく食べるといった、一見当たり前のことをきちんとすることもからだの管理にとって大切です。

このように、体調にムラが出ないように生活を整えることが、からだの管理の第一歩です。

ポイント②:頑張りすぎない

ひとりで仕事をしていると、ついつい仕事をしすぎてしまったり、あるいは自分のキャパシティを超えて仕事を引き受けてしまったがためにやらざるを得ない状況に追い込まれたりすることがあります。

でも、頑張りすぎて倒れてしまっては元も子もありません。何度も言うように自分の代わりはいないのです。

ひとりでやりたいようにできる分、あえて自分に歯止めをかけ頑張りすぎないことは、ひとりで仕事をしていくうえで欠かせないからだの管理です。

【時間の管理】

学校にはチャイムや時間割があり、会社では始業・終業の時間や休日が決められていましたよね。遅刻すれば怒ってくれる人までいました。

ところが、ひとりで仕事をするとなると何もかもが自由です。何時から仕事しようが、昼寝しようが、いつ何をしてもいいんです。

「そのためにひとりで仕事してるんだよ!」という声もあるでしょうが、人間とは甘いもので楽な方へとどんどん流れてしまいます。

そして怖いのは、ダラダラ過ごしている自堕落な様子は周りの人にも伝わるということ。

「時間の管理」は4つの中で一番難しいですが、必ずやらなければいけない管理です。

ポイント:まずは時間を「記録」してみる

私は社労士試験の受験生時代、勉強時間だけでなく睡眠や食事、家事や歯磨き(笑)まで1日の生活時間をすべて「記録」していました、1分単位で。

その当時は「自分が無駄にしている時間を洗い出して勉強時間に変えよう」という考えだったのですが、実はこの記録に意外な効果があったのです。

それは、ただ記録しているだけなのに生活が規則正しくなったということ。

「レコーディングダイエット(食べたものをただ記録するというもの)」というダイエット法をご存知の方も多いと思いますが、それとまったく同じです。

自分がどんな時間の使い方をしているのかを「見える化」することで、時間の無駄を減らせるだけでなく時間の管理もできるようになります。

「時間管理が苦手で…」という方は、ぜひ一度生活時間を記録してみることをおすすめします。

【お金の管理】

雇われていた頃は税金や社会保険料は会社が勝手に控除してくれていましたし、副業でもしない限り年末調整も全部会社がやってくれました。

反対に、仕事にかかった経費などは計上したくてもできないものでしたよね。

ひとりで仕事をするとなると、売上などの管理はもちろん、出ていく方のお金の管理も今まで以上にシビアに管理していかなければいけません。

きちんと管理すればするほど効果が上がる、それが「お金の管理」ではないでしょうか。

ポイント:毎日やる

子供の頃は「お小遣い帳」を親にイヤイヤつけさせられ、大人になってからは「家計簿をつけよう!」と意気込むものの3日坊主。

帳簿づけはどうも「めんどくさい」というイメージがあるようです。

でも、めんどくさいことほど早めに、しかもその都度やった方が絶対にいいです。

めんどくさいことは後回しにすればするほどもっとめんどくさくなりますし、レシートの中身なんてすぐ忘れます。

私は外出から帰ってくると真っ先に財布からレシートを取り出し、家計簿と会計ソフトに分けて入力してしまいます。

今はスマートフォンがありますから時間も5分程度、習慣になってしまえばなんてことはありません。

おまけに財布の中がすっきりしてお金もたまる(らしいです)。

お金の管理だけではなく、「めんどくさいことほどその都度終わらせる」はひとりで仕事をするときに常に意識しておいて損はないですよ。

【心の管理】

ひとりで仕事をするということは、気楽ではありますが孤独でもあります。

会社や組織の中にいれば良くも悪くも守られていますが、ひとりの場合はそうではありませんから心身ともに直接ダメージを受けやすいです。

そして、だれかにすぐ相談できる状況でもないため復活にも時間がかかり、ひどい場合は病気になってしまいます。

「心の管理」は4つの管理の中で一番大切だと私は考えます。

ポイント:情報は適度にシャットアウト

今はすっかり情報社会となり、自分でコントロールしないかぎりありとあらゆる情報が入ってきます。

もちろん良い情報もあります。でも、必要ない情報もあれば「迷わせる情報」もあります。

例えばこういったもの。

  • 他の同業者はこんなに稼いでいる
  • やっぱり従業員を雇ったほうがいいのかしら
  • 素敵な事務所だなぁ
  • 世の中はリア充ばっかり


情報を得て考え、次の手を打つのはいいのですが、迷い、自分の軸がブレるのはひとりで仕事をするうえでものすごく危険です。

私は資格を取る前から「ひとりで仕事をしていく」と決めていたくせに、開業前にいろんなところで情報を得すぎてブレまくってしまい、修正するのにひどく時間がかかりました。

情報が多すぎるとパンクします。なので、自分なりのルールを決めて情報は適度にシャットアウトすると良いです。

心配しなくても、必要な情報は必要なときにきちんと入ってくるように世の中できていますよ。

まとめ

「ひとりで仕事をしていく」と決めた以上、自己管理は多かれ少なかれやらなければなりません。

でも、最初から完璧にはできませんし、ギチギチに管理してしまうとかえって苦しくなってしまいます。

今回私がご紹介したのは、今日からできる簡単なことばかりです。

「やってみようかな」というポイントがあれば、ぜひ今日から実践していただければと思います。

 

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