こんにちは、ゆかねぇ (@officeyuka) です。
私は5年ほど前から時折坊主にしています。
先日も坊主にしたばかり。
その前も坊主にしてました。
私が坊主にする最大の理由は「カッコいいから」「美しいから」という美的なものですが、実際にやってみるたびにメリット・デメリットの両方を感じます。
そこでこの記事では、坊主経験豊富な私が女性が坊主にするメリット・デメリットを実体験に基づいて詳しくご紹介します!
私はあくまでも「ただ、坊主にしたくて」坊主頭にしており、宗教的理由や身体的理由、何かに反抗・抵抗したりといった理由はなく、またジェンダー(社会的性)について物申そうというつもりもまったくありませんしよくわかりません。
そのため、そのような議論や意見についてのお答えはできかねますので予めご了承くださいませ。
女性が坊主にするメリット
まずは、私が実際に何度も坊主にしてみて感じるメリットからご紹介します。
メリット① 髪にかかる費用が大幅に減る
まず第一に、坊主にするとそれまで髪にかかっていた費用が大幅に減り、結果的に節約になるというメリットがあります。
ものすごく現実的(笑)なメリットですが、やっぱり大事ですよね。
例えば美容院。通う頻度は人それぞれでも一回にかかる費用はカットでさえそれなりの額でしょうし、パーマやカラーなどが加わればもう「吹っ飛ぶ」かのごとくお金が消えていくはずです。
かつての私などはかれこれ15年以上縮毛矯正を続けていましたから、いったいいくら使ったのかと考えるだけで震えが止まりません。
これが坊主の場合だと、自分でやるならバリカン1本買えば半永久的に「タダ」です。
また、美容院でも「丸刈り」というメニューは通常よりも低めに設定されていることが多いので、やはり費用面では安く済みます。
他にも、髪が長ければ自宅でのケアにもお金がかかります。
シャンプーにトリートメントに整髪剤、ブラシにドライヤー。ドライヤーを使うなら電気代もかかりますね。
さらに言えば、髪に関するアクセサリーも可愛いものがたくさんありますから、気がつくとついつい買ってしまうなんてことも。
このあたりの費用は、坊主にしてしまうとごっそりいらなくなります。
いやだって、ブラシやドライヤーて…、いらんでしょ(笑)。
このように、坊主にすると髪にかかる費用が大幅に減り、より自分の好きなことにお金をかけられるようになるのは大きなメリットだと思います。
メリット② 時間に余裕が生まれる
坊主にすると時間に余裕が生まれます。これは女性が坊主にするうえで一番大きく、また嬉しいメリットではないかと私は思っています。
「そりゃ髪が短くなる(というかほとんどなくなる)んだから当然でしょ」という声が聞こえてきそうですが、髪にかかっている時間って実は思った以上にたくさんあるのです。
思いつくかぎり箇条書きにしてみます。
- シャンプーする・トリートメントをする
- ドライヤーで乾かす
- 朝、寝癖を直す
- 出かける前にセットをする
- セットが決まらなくてイライラする
- 風でセットが乱れて更にイライラする
- 会社に着いてセットをし直す
- 枝毛のチェックをする
- 枝毛の多さにイライラする
- 部屋の抜け毛掃除をする
- 長いと抜け毛が目立つのでイライラする
- 風呂場の排水溝の抜け毛掃除にも手間がかかる
- 時には排水溝に詰まってしまって更にイライラする
極端な例を挙げているとは決して思いません。
上に挙げた例は、私がかつてロングヘアだった頃にかかっていた時間であり、感じていたことばかり。
そうなのです。単純に髪のケアにかかる時間だけでなく、実は「髪にまつわるストレスを感じる時間」が意外と多く、厄介なのです。
もし坊主にすれば、髪が長いためにかかっていた時間だけでなく髪が長いことによるストレスまでなくなり、結果的に時間だけでなく気持ちにも余裕が生まれます。良いことづくめですね!
メリット③ 自分に自信が持てるようになる
女性が坊主にするメリット、というより私が坊主にしてもっともメリットを感じていることが、他人の目が気にならなくなり、自分に自信が持てるようになるということです。
私は元来、他人の目が気になって仕方なく、行動や言動の基準が常に「他人」にありました(これでも)。
でも坊主にしたことで「他人にどう思われるか」よりも「自分がどうしたいか」を大事にできるようになりました。
それにそもそも、他人の目なんか気にしてたら坊主にできない(苦笑)ので、自分の決断と自分を信じる力が必然的に身についたという方が正解かもしれません。
思いきって一歩を踏み出した。
そのことが自分に大きな自信を与えてくれましたし、私が坊主にして良かったと断言できる一番のメリットです。
女性が坊主にするデメリット
いくら私が「坊主にして良かった!」と思っていても、物事には良い面とそうでない面が必ずあります。
そこでここからは、女性が坊主にするデメリットであろうと私が思うことをご紹介していきます。
デメリット① 寒い、そして熱い!
坊主にして初めて知ったこと。それが坊主頭は寒いというだけでなくめちゃくちゃ熱い!ということです。
見た目からして「寒いだろう」ということは想像できるでしょうし、実際冬は「頭から風邪を引くんじゃないか」と本気で思うぐらい寒いです。
でも、でもです。
夏の直射日光が熱いのなんのって!!!ヤケドするでしかし!!!
いやもう、思わず横山やすし化するぐらい(年バレ)熱いのです。しかも「暑い」じゃなくて「熱い」の。
私は長らく肌断食(肌に何もつけない美容法)を続けているので、外出時には日傘が必須なのですが、顔は覆っていても後頭部は無防備なことが多く、日光に不意打ちを食らうと思わず叫びそうになります。
坊主頭が「熱い」なんて私は本当に知りませんでした。なのでぜひともデメリットとしてお伝えしておきたいです。
ちなみに肌断食について知りたい方は、以下の記事に詳しく書いていますので参考になさってください。
デメリット② 髪に関わるおしゃれはあまりできない
女性が坊主にすると髪にかかる費用面はぐっと減りますし、髪にかかる時間も減ります。
ですがその反面、髪に関わるおしゃれはあまりできなくなることはデメリットと言えるでしょう。
「髪型を毎日変えたい」や「ヘアアクセサリーで楽しみたい」という場合は尚更かもしれません。
ただ、坊主頭そのものがおしゃれでもありますし、ピアスやネックレスなどのアクセサリーで変化をつけて楽しむことも可能ですから、ここは考え方一つかなというところではあります。
デメリット③ 奇異の目で見られることは、ある
女性が坊主にするデメリット、という風に私は決して思いたくはないのですが、やはりまだまだ女性が坊主頭だと奇異の目で見られることは、あります。
もちろん「女性で坊主ってカッコいい!」と言ってくださる方も多いです。
とはいえ、「えっ?」という表情をされたり不躾な視線を送られることがあるのも事実。
お子さんなどは直球で「なんで女なのに坊主なの〜?」と聞いてきたりします(実話)。
あと、いくら本人が気にしていなくても一緒にいる家族が周囲の視線に耐えられなくなることも。
「そんなの気にせずにやりたいようにやればいい」とは、私は決して言えません。だってこれが現実。
きちんとお伝えしておきたいと思います。
最後に〜髪は、伸びる!〜
男性だって坊主にするのに勇気がいると聞きますから、女性が坊主にするとなればそのハードルたるや生半可なものではないことは想像に難くありません。
私自身は「坊主ってカッコいい!」と思うから坊主にしていますが、それを他人に押しつけるつもりもまったくないです。
でも…。
髪は、いつか伸びます。
それに今はウィッグなどもありますし、TPOによって使い分けることも可能です。
だからもし、坊主にしようかどうか迷っているなら。
一度坊主にしてみたら世界が変わり、お洒落が変わり、自分が変わります。
坊主、楽しいですよ!