ストレングスファインダーの34資質が分類される4つの領域の特徴と診断結果を見る際のポイント

こんにちは、ギャラップ認定ストレングスコーチの「ゆかねぇ」こと 渡邊 由佳 (@officeyuka) です。

ストレングスファインダー受けたんだけど、資質によって色分けされてる…。これってどういうこと?

ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)34を受けると全34の資質の順位がわかりますが、診断結果のレポートを見ると何やら色分けされていることに気づくはずです。

実は、34個ある資質はさらに大きく「4つの領域」と呼ばれる4つのグループに分類されていて、また違った側面から自らの強みを知ることができるのです。

そこでこの記事では、ストレングスファインダーにおける4つの領域それぞれの特徴と、4つの領域から診断結果を見る際のポイントをお伝えします!

4つの領域の色分けは、その色が2020年9月に大きく変更になるとアナウンスされています。ただあくまでも「予定」なので、変更されればまたご紹介しますね!

資質が分類される4つの領域とは?

まず、ストレングスファインダーにおける 4つの領域 とは何かについて見ていきます。

4つの領域は、文字どおりストレングスファインダーの全34資質を 4つ にグループ分けしたものですが、大きなポイントとなるはいったい何を基準にグループ分けされたのかということ。

その基準とは「その資質を活かすことでどのように周囲の役に立てるか」というものです。

そもそも、この 4つの領域 は「ストレングス・リーダーシップ」という本で初めて紹介されました。

この本はリーダーとしてチームメンバーの強みをどのように活かし、強いチームを作っていくかということが書かれています。

そのため、個人よりもチームに重きが置かれていて、一人ひとりの詳細な資質を見ていくよりもより大きな枠組みでチーム全体を捉えたほうがより実用的という考えから 4つの領域 が生まれました。

だからこそ「チームの中でこの資質を活かすことによって他のチームメンバーに対してどんな貢献できるか」という視点からグループ分けされているんですね。

とはいえ、このグループ分けがチーム内でしか活用できないわけでは決してありません。

個人で強みを活かしていくときにも、資質全体の大まかな傾向を捉えることができるという点で非常に役立ちます。

4つの領域それぞれの特徴

次に、4つの領域それぞれの特徴を見ていきます。

4つの領域 とは具体的に次の4つのグループのことを言います。

  • 実行力
  • 影響力
  • 人間関係構築力
  • 戦略的思考力

一つずつ見ていきましょう。

実行力

実行力グループの資質は、物事を成し遂げるときに役立ちます。

たとえば達成欲なら、まさに「成し遂げたい」という本能的な衝動によってパワフルに物事を成し遂げていくでしょう。

また目標志向なら、目標を定め、やるべきことに優先順位をつけて素晴らしい集中力で目標を実現していくはずです。

このように、実行力グループの資質は物事の実現や達成に向けて大きな力を発揮します。

実行力グループの資質は次のとおりです。

  • 達成欲
  • アレンジ
  • 信念
  • 公平性
  • 慎重さ
  • 目標志向
  • 責任感
  • 回復志向

影響力

影響力グループの資質は、周囲に影響を及ぼすときに役立ちます。

たとえば競争性なら、勝利への渇望が自らを突き動かし、また自身の言動によって周囲をも鼓舞していくでしょう。

また最上志向なら、あくなき向上心が自分自身を磨き、周囲も巻き込んでさらなる高みへ連れていくに違いありません。

このように、影響力グループの資質は周囲を巻き込んだり行動を起こさせたりするときに大きな力を発揮します。

影響力グループの資質は次のとおりです。

  • 活発性
  • 指令性
  • コミュニケーション
  • 競争性
  • 最上志向
  • 自己確信
  • 自我
  • 社交性

人間関係構築力

人間関係構築力グループの資質は、強い人間関係を作り上げ、育てていくときに役立ちます。

たとえばポジティブなら、その前向きなエネルギーを周囲に伝えていくことで人間関係を作り上げていくでしょう。

また個別化なら、一人ひとりにカスタマイズされた対応で強固なつながりを作っていくはずです。

このように、人間関係構築力グループの資質はより強い人間関係を作り上げたりチームをまとめたりするときに大きな力を発揮します。

人間関係構築力グループの資質は次のとおりです。

  • 適応性
  • 運命思考
  • 成長促進
  • 共感性
  • 調和性
  • 包含
  • 個別化
  • ポジティブ
  • 親密性

戦略的思考力

戦略的思考力グループの資質は、情報を集め、考え、分析し、優れた判断を下すときに役立ちます。

たとえば収集心なら、判断を下すためにありとあらゆるものを集めることからスタートするでしょう。

また内省なら、自分自身と深く向き合い、考える抜くことで誰よりも深みのある判断ができるはずです。

このように、戦略的思考力グループの資質は優れた判断をし、優れた成果を上げるための「思考」の部分で大きな力を発揮します。

戦略的思考力グループの資質は次のとおりです。

  • 分析思考
  • 原点思考
  • 未来志向
  • 着想
  • 収集心
  • 内省
  • 学習欲
  • 戦略性

4つの領域から診断結果を見る際のポイント

ここまでは 4つの領域 についてそれぞれの特徴を見てきましたが、ここからは実際にストレングスファインダー34の診断結果を見る際に注意しておくと良いポイントをお伝えしていきます。

資質は4つの領域それぞれの側面を持っている

◯◯という資質はこのグループだからこうなんだ!

分類されたグループの特徴しかその資質は持ち合わせていない。

このように決めつけてしまうのは、実は正しいとは言えません。

というのも、すべての資質は 4つの領域 それぞれの側面を持っているからです。

具体的に学習欲を例に取ってみましょう。

  • 実行力: 「知りたい」という欲求が行動へのモチベーションになる
  • 影響力: 知識の豊かさで相手の向上心を刺激する
  • 人間関係構築力: 「相手のことが知りたい」という気持ちで人と接する
  • 戦略的思考力: 学ぶことで知識を得て、打ち手を考える

学習欲を上位にお持ちの方が全員このような側面を持っているわけではありませんが、人それぞれ・資質それぞれにすべての側面があることは間違いありません。

ですから、あくまでも「よりこういった傾向がある」という程度で理解を留め一つひとつの資質が持つ可能性により着目していくことをオススメします。

ある領域の資質が上位になくても心配無用

戦略的思考力が上位に少ないってことは、何にも考えてないってことか…。

人間関係構築力が下位に固まってる!人とうまく接することができないのね、私…。

診断結果を見て、上位に特定のグループの資質が極端に少なかったりすると「私にはこの能力がないんだ、だからダメなんだ」と思いがちです。

でも心配しないで!

先にもお伝えしたとおり、すべての資質は4つの領域それぞれの側面を持っていますから、他の上位資質で補うことはじゅうぶん可能です。

むしろ自分の上位資質(強み)で補っているからこそ、他人にはない「その人らしさ」が生まれていることだってあります。

「ない」ではなく「ある」に意識を向けていくこと、これが大切です。

バランスは、いらない!

上にも下にもグループが固まってる。なんだか自分がすごく偏った人間に見えてきた…。

4つの領域は色分けされている分、診断結果を見ると傾向がはっきりわかり、ときには「極端な偏り」を感じることもあるかもしれません。

ですが、あえてはっきりお伝えします。

バランスは、いりません!

そもそもストレングスファインダーは、その人が本来持っている才能に着目し、磨いていくためのツールです。

決して、弱点や苦手なところを克服してまんべんなく平均点を取れるようにするためのものではないのです。

たとえグループの傾向が偏っていたって、他の上位資質でいくらでも補えます。

下位に集中してしまったグループの資質は、他人の力を借りて補ってもらうことだってできます。

ですから、偏りはむしろ喜びましょう

偏れば偏るほど他者との違いは際立ち、唯一無二の存在として力を発揮できる!ぐらいの構えでちょうどいいです。

まとめ

ストレングスファインダーにおける4つの領域は、あくまでも全体の傾向をつかんだり資質をより深く理解するための出発点となるものです。

あまりグループ分けの「枠」にとらわれず、違った視点から診断結果を見る手がかりにしていただければと思います。

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