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ゆかねぇ(渡邊 由佳)
Gallup認定ストレングスコーチ・社会保険労務士CFP
愛知県西尾市を拠点に「強みの伝道師」として、一人でも多くの方が強みを活かして自分らしく生きていけるようストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を使ったコーチングをしています。
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【ストレングスファインダー】「調和性」の特徴・活かし方を詳しく解説

【ストレングスファインダー】「調和性」の特徴と活かし方

こんにちは、ギャラップ認定ストレングスコーチ・社会保険労務士の ゆかねぇ  (@officeyuka) です。

ストレングスファインダー34の資質のひとつである「調和性」

「調和性」という資質名だけ見ると「他人とうまくやっていける人」というイメージがわきますが、はたして本当にそれだけでしょうか。

この記事では「調和性」について特徴や活かし方を詳しく解説していきます。

ゆかねぇ

私が考える調和性のキーワードは「冷静さ」。冷静に見ているからこそ意見やものごとを合意に導けるんです!

目次

調和性の特徴

「調和性」は、ストレングスファインダー34のうち「人間関係構築力」に分類される資質です。

さっそく 調和性 の特徴を見ていきましょう。

調和性の英語名

調和性 の英語名は「Harmony」です。

「Harmony」はそのまま日本語に訳すと「調和、一致」という意味になります。

ですので「調和を大切にし意見の一致を求める資質」というイメージでとらえていただくとわかりやすいでしょう。

調和性の本質

調和性 の本質には「対立は非生産的である」という冷静な考えがあります。

言い争ったりいがみあったりすることは、時間もエネルギーも無駄だと考えるのです。

だから意見の一致を求めます。異なる意見やものごととから共通点を見出し、落としどころを探ります。

人々を合意させ、対立のせいで止まっていたものを前に進めたい。

それが調和性の求めることなのです。

調和性を上位に持つ場合の行動

調和性 を上位に持つ場合、異なる意見やものごとから共通点を見出すのが得意です。

そしてただ共通点を見つけるだけででなく、その場にいる全員が納得するような合意点を見つけ、みんなを納得させることができます。

このようなことがなぜできるかというと、調和性さんは基本的にとても冷静にものごとを見ているから。

一歩引いて、現実的な目線で、感情的な要素を排除して客観的に眺めているからこそ、異なるように見えるものから一致点を見つけることができるのです。

そのため調和性さんからは「感情エネルギーの無駄遣いが大嫌い」「実は『冷たい』と言われたことがある(笑)」なんてお話を聞いたりもします。

また共通点を見出すのは意見やものごとだけではありません。

人同士の共通点を見つけることもできるので、他人同士を結びつけることもできたりします。

さらに「みんなが納得する落としどころを見つけたい」という思いから専門家の意見を尊重するのも調和性さんの特徴。

「専門家が言っているのだから間違いないしみんなも納得するでしょ?」と考えるんですね。

このようにその場にいる全員の意見を聞き、誰もが納得する着地点を見つけるために心を砕く。

みんなの意見のまとめ役として非常に力を発揮するのが調和性さんです。

調和性が弱みとして働くと…

どの資質もうまく使えているときは良いのですが、使い方を間違えると弱みとして働き、妨げになってしまうことがあります。

調和性 が弱みとして働くと衝突を恐れることがあります。

そして衝突を恐れるがあまり自分の意見を抑え込んでしまうことが往々にしてあるのが調和性さん。

「自分さえ我慢すればこの場が丸く収まる」と考えてしまいがちなんですよね…。

この点は後ほど調和性の活かし方の項目のところで詳しくお話します。

調和性の活かし方

調和性 の特徴を知ったら、次は実際に仕事や生活に活かして「強み」にまで磨き上げていくことが大切。

そこでここからは、調和性 の活かし方を見ていきます。

調和性を持っている人が身近にいる場合

調和性 を上位に持っている人が身近にいる場合、できるだけ衝突から遠ざけてあげてください。

調和性さんは異なる意見から共通点を見出せるとはいえ、本質的に争いごとや衝突は苦手なため、他人の対立に巻き込まれてしまうと震えて何もできなくなってしまうのです。

無用な言い争いやつまらない確執などが日常となっている場所、議論を戦わせてなんぼの仕事などからはできるだけ離してあげましょう。

一方で対立したまま膠着状態が続いている議論や関係があれば、ぜひ調和性さんの力を借りてみてください。

他の人ではお手上げの状況でも調和性さんは共通点を見つけ、合意を図り、ものごとを前に進めてくれます。

結果的に組織全体の生産性がアップしたり、仲違いしている関係が改善されたりと、あらゆることが前に進み始めるに違いありません

調和性はこう活かす!

自分自身が 調和性 の才能を強く持っている場合、活かすには次のような方法があります。

活かし方① 意見のまとめ役になる

「意見のまとめ役」って、それは調和性の才能の使い方として当たり前じゃないの?と思うかもしれません。でもちょっと待ってください。

調和性さんが意見をまとめるときはその場にいる人全員・・の意見を吸い上げ、そのうえで妥結点を探ることができます。

その際あまり積極的に意見を言えない人や、大勢(たいせい)とは違う意見を述べる人のこともちゃんと見て、聞くことができるのです。

これって相手からすれば「この人ならちゃんと意見を聞いてくれる」という信頼感につながりますし、少数派の意見を汲み取ることでより現実に即した合意点を生むことにもなりますよね。

つまりどんな意見も逃さず拾い、まとめることが他者のため、全体のためになるということ。

そのためにぜひ調和性さんの持つ力を発揮していただきたいです。

活かし方② 人と人をつなげる

調和性さんが共通点を見出すことができるのは何も意見やものごとだけではありません。人同士の共通点を見つけることだって得意です。

ですからその才能を人と人をつなげることにも使ってみてください。

それはいがみ合う者同士を和解させることになるかもしれません。

知り合い同士をつなげることで輪が広がり、専門知識を持った方と知り合うきっかけになるかもしれません。

対立を好まない調和性さんがつなぐご縁はとても優しく、穏やかだと私は感じています。

そんなご縁をたくさん作っていってくださいね。

活かし方③ 【重要】自分の意見を我慢しすぎない

さて、最後はあえて【重要】と記しました。

他の資質でこんな書き方をしたことはありません。それぐらい大切な、大切なことです。

どうか自分の意見を我慢しすぎないでください。

対立が苦手な調和性さんは「自分が我慢すればこの場が丸く収まる」と考えがちですが、これが日常化してしまうとどんな場面でも自分の意見を引っ込めてしまうようになります。

この状態が続くと無意識のうちにストレスがたまるだけでなく、調和性本来の「ものごとを合意させ前に進める才能」さえ弱ってしまいます。

それだけではありません。「自分が何をしたいのか」がわからなくなってしまうのです。

ではどうすれば良いか。

決して大きなことを考えなくて良いです。身の回りの小さなことからでいいので自分の意見を言う練習をしてみてください。

自分が食べたいものを「食べたい」と言う(「みんなと一緒でいい」なんて言っていませんか?)。

乗り気でないときは「行きたくない」と意思表示をする。

頼まれたことを「できません」と断る、など。

「自分の意見を通してしまえば衝突が起こるかも」と心配しているかもしれませんが、大丈夫。拍子抜けするぐらいものごとはあっさりと前に進みます。

でも調和性さんは、こうやって身近で小さなことからちょっとずつ自分の意見を言うようにしていくことで少しずつ自分を取り戻していけます。

自分の意志を、思いを、感じることができるようになっていくのです。

自分の意見を我慢しているのは自分を殺しているのと同じ。

そして、我慢することは決して調和ではありません。

一歩ずつ、一歩ずつで良いので自分の意見を表に出し、自分らしく生きられるようになっていただきたい。

私はそう願っています。

まとめ

ストレングスファインダー34の資質に優劣はなく、どれも素晴らしいものばかり。

その中で「調和性」という資質は、みんなの意見を一致させものごとを前に進めることができる素晴らしい才能です。

ぜひその才能を理解し、磨き上げることで、自分自身の生き方や他人との関係作りに役立てていってくださいね!

ギャラップ認定ストレングスコーチ、 ゆかねぇ (@officeyuka) でした。

Youtubeでも配信中

調和性について Youtube でも解説しています。音声のほうが理解しやすい方はこちらもご覧ください。

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