こんにちは、 ゆかねぇ (@officeyuka) です。
「自分中心」という言葉は少しずつ浸透してきているものの、まだまだ「自分勝手」「よくないもの」というイメージがつきまとっているように感じます。
でも本当は、自分中心の生き方は自分にとっても周囲にとっても素晴らしいもの。そのことを私自身が自分中心に生きるようになって痛感しています。
そこでこの記事では「自分中心の生き方ってどんな生き方?」から「自分中心に生きるとどうなるか」まで、私自身の体験も踏まえながら丁寧にお伝えしていきます !
当記事はあくまでも私が個人的な体験から感じていることであり、自分中心心理学やGallup社とは無関係です。
「自分中心の生き方」とは
たしかにそのとおりですよね。
そこでまず「自分中心の生き方とはどんな生き方か?」についてお伝えしていきます。
「自分はどう思うか」を最優先する
自分中心の生き方 をもっとも表すなら「自分はどう思うか」を最優先する生き方だと私は思っています。
「自分はどう思うか」とは、「自分はこう思う」「自分はこうしたい」「自分はこうする」などなど。
言い換えると、「自分はどう思うかを最優先」とは自分が行動するときの判断基準を自分の中に持つということとも言えます。
でも実際に「自分がどう思うか」を最優先するのはそんなに簡単なことではありません。
ひとつには、私たちはどうしても常識や世間、他人といったものを気にしてしまい、何かを判断するときに「自分以外の何か」を基準にしたり「周囲の目」を優先させてしまうことが多いからです。
もうひとつには、溢れかえる情報の波に飲み込まれ「本当は自分はどうしたいのか?どう思っているのか?」が自分でもわからなくなってしまっていることもあります。
だからこそ「自分はどう思うか」を常に意識し、最優先することが自分中心で生きるためにもっとも大切なのです。
自分から行動する
自分中心の生き方はまず自分から行動する生き方だとも言えます。
「言われたから仕方なくやる」「周りのみんながやるから自分もやる」では、どう考えたって自分中心ではありませんよね。
たとえ周りの誰もがやらなくても、もっと言えば反対されたとしても、「自分が決めたのだ、だからやる」と行動を起こすのが自分中心の生き方です。
自分の心の声に従う
自分中心の生き方をより突き詰めていくと、自分の心の声に従う生き方になってきます。
でも、ここまでくると次のような声もあるでしょう。
おっしゃることはごもっとも。かつての私だってそうでしたから、気持ちは痛いほどわかります。
ただ、なにも私は「海外で生活したいなら今すぐ退職届を出して飛び出せ」とも、「見えない何者かを信じろ」とも言っているわけではありません。
毎日少しずつでも「こっちの方がワクワクする」という「心の声がするほう」を選択をし続けていくこともじゅうぶん自分中心の生き方ですよ、とお伝えしたいのです。
最初は「今日のランチは何を食べようか」からでもいいです。そして、結果的に選んだほうを食べることができなくてもいいです。
そのような日々の「心の声に従った小さな選択」を積み重ねていくことが、最終的には自分中心の生き方そのものになるのです。
自分のことを一番に考える
自分中心の生き方は、最終的には自分のことを一番に考える生き方です。
でも誤解しないでください。「自分のことを一番に考える」というのは、決して「自己中心的に生きる」ということではありません。
「自分のことを一番に考える」とは「自分で自分を認め、まず自分から満たすこと」です。
たとえば、もし他人の気持ちばかり考え、自分より先に他人の要望を満たすことを優先していたとしたらどうでしょう。
「なぜ私が」「自分でやってよ」と不満を覚えませんか?(私なら心の中でそう思います)。
そうではなく、まず先に自分のやりたいことをやったり自分を満たすことを優先させるのです。
そうすれば自分は満たされて幸せな気持ちになりますし、他人に対しても優しく、愛情を持って接することができるはずです。
つまり、自分のことだけ考えて他人のことは一切考えないのではなく、順番として「自分を満たす→コップから水が溢れ出るように他人にも幸せな気持ちが伝わる」というのが自分中心の生き方なのです。
自己中心と何が違う?
ここまで「自分中心の生き方」について見てきましたが、「これってやっぱり自己中心的じゃないの?」と思っていらっしゃる方もいるでしょう。
そこで次は、自分中心と自己中心の違いについて見ていきます。
自己中心な生き方は、まとめると次のような生き方です。
- 自分が良ければすべて良い
- 他人を蹴落としてのし上がっていく
- ◯◯されたい、◯◯されて当たり前と思っている
ヤな奴ですね(笑)。お近づきになりたくない…。
ただ、自分中心の生き方と比較するとまったく異なる生き方であることはおわかりいただけるでしょう。
自分中心の場合、自分のことを一番に考えるけれど他人のことを考えないわけではありませんから(順番の問題だけ)、「自分だけ良ければ」や「他人を蹴落とす」という生き方では決してありません。
また「自分の中に判断基準を持ち、自分から行動する」のが自分中心の生き方だとすると、「◯◯されたい」というのは他人に判断基準を委ねているとも言え、やはり違います。
つまり、まとめると
- 自分中心=自分発信・自分基準
- 自己中心=他人との比較・他人基準
ということになり、「自分中心と自己中心は別なのだ」ということがご理解いただけるかと思います。
自分中心に生きるとどうなるか
それでは、自分に軸を持ち自分中心に生きるとどのようになっていくでしょうか。
自分の言葉や行動に責任を持つようになる
自分中心の生き方をするようになると、自分の言葉や行動に責任を持つようになります。
自分中心の生き方は「自分が」という点が大きなポイントです。
自分の心で感じ、自分の頭で考えたことを、自分で行動に移すわけですから、他人のせいにしようがありません。
そのため、自然と発する言葉や動きに責任を持たざるをえなくなります。
そしてその責任感は周囲にとっては信頼感となるので、より多くの人々に慕われますし、ますます充実した人生が送れるようになっていきます。
自分も他人も認め、受け入れられるようになる
逆説的な表現に感じるかもしれませんが、自分中心の生き方をするようになると自分だけでなく他人も認め、受け入れられるようになります。
自分中心に生きるとき 、「自分はこうしたい、だからこうする」というように「まず自分ありき」となります。
すると、自分がそのような生き方をする以上、他人に対しても「あなたもあなたがやりたいようにやればいい」と考えるようになるのです(もしそうでなければただの自己中です)。
これこそがまさに他人を認め、受け入れるということ。
お互いに自立した関係が作れるのは素晴らしいことです。
毎日楽しい
最後はやっぱりこれです。自分中心の生き方は楽しいに決まっています!
誰かに自分の人生を左右されることなく、自分の思いを信じて行動できる。
失敗したって自分でケツを拭いてまたチャレンジすればいい。
自分をリスペクトし、相手をリスペクトし、世界をリスペクトできる。
自分中心に生きるって本当に楽しい!
私は心からそう思っています。
まとめ:もっと自分中心に生きてみよう!
自分中心の生き方は自分の人生をすべて自分で決めていく生き方ですから、考えようによっては茨の道とも言えます。
それでも、他人に自分の人生を委ねるぐらいなら、自分の手で手綱を握ったほうが何が起こっても納得できませんか?
他人に振り回されるぐらいなら、自分で人生という名のジェットコースターに乗りませんか?
誰だって自分の人生を自分らしく生きる権利があります。
「もっと自分中心に生きよう」と一歩を踏み出すタイミングは今かもしれませんよ。