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ゆかねぇ(渡邊 由佳)
Gallup認定ストレングスコーチ・社会保険労務士CFP
愛知県西尾市を拠点に「強みの伝道師」として、一人でも多くの方が強みを活かして自分らしく生きていけるようストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を使ったコーチングをしています。
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【ストレングスファインダー】「公平性」の特徴・活かし方を詳しく解説

【ストレングスファインダー】「公平性」の特徴と活かし方

こんにちは、ギャラップ認定ストレングスコーチ・社会保険労務士の ゆかねぇ  (@officeyuka) です。

ストレングスファインダー34の資質のひとつである「公平性」

「公平性」という資質名だけ見ると「誰に対しても平等」といったイメージがわきますが、はたして本当にそれだけでしょうか。

この記事では「公平性」について特徴や活かし方を詳しく解説していきます。

ゆかねぇ

公平性のキーワードは「一貫性」です。一貫した基準を大切にするのが公平性の基本姿勢なのです!

目次

公平性の特徴

「公平性」は、ストレングスファインダー34のうち「実行力」に分類される資質です。

さっそく 公平性 の特徴を見ていきましょう。

公平性の英語名

公平性 の英語名は「Consistency」です。

「Consistency」はそのまま日本語に訳すと、実は「一貫性」という意味になります。

「公平」や「平等」といった意味ではないので意外に感じるかもしれませんが、一貫性がどう公平につながっていくかもこれから一緒に見ていきましょう。

公平性の本質

公平性 の本質には「すべての人を平等に扱いたい」という強い思いがあります。また「誰もが平等に扱われるべきだ」とも思っています。

では平等に扱うためにはどうすればいいか。それには「明確なルール=基準が一貫しているもの」が必要だ、と公平性は考えます。

だからこそルールを定め、自らルールに従い、皆にも平等に適用しようとするのです。

人は一人ひとり違うからこそ、同じルールにのっとることで公平・公正に扱うことができるし、ルールがあるからこそ最高の働きができる。

公平性はそう信じています。

公平性を上位に持つ場合の行動

公平性 を上位に持つ場合、関係するすべての人にとって公平で公正なルールを作ることができます。

そしてそのうえで、個の利益よりも全体として最もパフォーマンスを発揮できる状態(全体最適)を目指します。

またルールに則った正しい評価がされていない人や、不利な条件の元にいる人を見過ごすことなく手を差し出し、救うこともできます。

これは「皆が平等に扱われるべき」と考える公平性だからこその行動と言えるでしょう。

さらに常日頃から行動基準や判断基準が一貫しているのも公平性さんの大きな特徴。

地位や肩書きに関係なくすべての人を平等に扱い、分け隔てなく接するなど、その一貫した姿勢は大きな信頼感、信用を生み出しています。

公平性が弱みとして働くと…

どの資質もうまく使えているときは良いのですが、使い方を間違えると弱みとして働き、妨げになってしまうことがあります。

公平性 が弱みとして働くと、人間関係や結果よりも規則を優先してしまうことがあります。ルールにガチガチに縛られてしまうこともあるかもしれません。

そんなときは「何のためのルールか」を問い直すと少し視野を広げることができるでしょう。

とはいえ弱みは、自分の成長を阻害したり他人に迷惑をかけていなければ、基本的に気にしなくてよいと私は考えています。

ゆかねぇ

弱みとして働くことを恐れるあまり、資質が持つ素晴らしい強みが消されてしまっては本末転倒ですからね!

公平性の活かし方

公平性 の特徴を知ったら、次は実際に仕事や生活に活かして「強み」にまで磨き上げていくことが大切。

そこでここからは、公平性 の活かし方を見ていきます。

公平性を持っている人が身近にいる場合

公平性 を上位に持っている人が身近にいる場合、組織におけるルールや評価基準などを作るお仕事を頼むと良いでしょう。

誰にとっても公平なルールを作ることが得意な公平性さんが作るルールは、皆を納得させるに違いありません。

また公平性さん本人は、手法や手順が決まっている(要はやり方が一貫している)仕事のほうが好きですし得意です。

イレギュラーばかりの業務をお願いするよりは、同じ手法で繰り返す業務を頼むほうが公平性さんの能力を発揮できるはずです。

公平性はこう活かす!

自分自身が 公平性 の才能を強く持っている場合、活かすには次のような方法があります。

活かし方① 「何のためのルールか」を大切にする

公平性さんはルールを大切にするがゆえに、とにかくルールを守ろうとします。

しかしあまりにもルールにこだわりすぎるがあまり、ルールを守ることだけに固執し、ルールに縛られてしまうこともあるかもしれません。

本来ルールはすべての人を平等に扱うために存在するもののはず。

ですから「何のためのルールか」を常に考え、本当に守るべきルールを見極めるようにしてみましょう。

そうすることでルールにがんじがらめになることなく自分の中に柔軟性を持つことができるようになるはずです。

活かし方② 人々が正当に評価されるのを手助けする

公平性さんはえこひいきや特別扱いが大嫌いですし、やったことが正しく評価されないという状況は許し難いことのはずです。

しかし世の中には一生懸命努力しているにもかかわらず、美味しいところだけ持っていかれ評価されていない人がたくさんいます。

公平性さんにはそんな人々、その功績を讃え、正当に評価される手助けをしてあげてほしいのです。

誰かに直談判するといったことでなくてもいいです。「よく頑張っているね」と一声かけてあげるだけでも相手は「ちゃんと見てくれている」「認められている」と嬉しくなり、自信を持つはず。

それが公平性さんの「公平な眼差し」に対する信頼感にもつながります。

なのでどうか手を差し伸べて、救ってあげてほしいと思います。

活かし方③ 公平さをもたらすために立ち上がる勇気を持つ

最後にお伝えしたいこと。

それは公平さをもたらすために立ち上がる勇気を持ってほしいということです。

誰もが平等でない状況というのは、公平性さんにとって辛く、なんとかしたい状況であるはずです。

ただ実際に声を上げるとなるとどうでしょう。周囲の反応やこれからの自分自身への風当たりなどを考え、二の足を踏んでしまうかもしれません。

自分自身の公平性が納得していればいいのです。「この場面はルールよりもそれぞれにあった対応が必要なのだ」と認識し、行動できていれば問題はないのです。

でも明らかに不平等な状況だったら?

そしてその不平等を見過ごす自分に苛立ちを感じているとしたら?

それはきっと公平性が「立ち上がれ!」と突き上げてきているサインです。

このまま公平性を抑えこんで見てみぬふりをしてしまっては、公平性が力を発揮することもできず強みを潰してしまうことにもなります。

それはつまり、自分らしさを失うということ。

公平さを求めて立ち上がるとき、もしかしたらその場に居続けることができなくなるかもしれません。いくつかの人間関係を失うことになるかもしれません。

でも自分を信じ、自分の信念を貫くことができた。その行動は自分自身にとって誇りとなるはずです。

だからこそ周囲のために、そして自分自身のために、平等を求めて立ち上がる勇気を持ってほしい。

そう、私は伝えたいです。

まとめ

ストレングスファインダー34の資質に優劣はなく、どれも素晴らしいものばかり。

その中で「公平性」という資質は、すべてに対して一貫した態度で接することができる素晴らしい才能です。

ぜひその才能を理解し、磨き上げることで、自分自身の生き方や他人との関係作りに役立てていってくださいね!

ギャラップ認定ストレングスコーチ、 ゆかねぇ (@officeyuka) でした。

Youtubeでも配信中

公平性について Youtube でも解説しています。音声のほうが理解しやすい方はこちらもご覧ください。

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