こんにちは、ギャラップ認定ストレングスコーチの ゆかねぇ (@officeyuka) です。
手放せば、手に入る。
このフレーズ、どこかで聞いたことがあるかもしれません。
でも科学的な根拠もなければほんとかどうかも疑わしいし、「手放すなんてもったいない」「いつか使うかもしれないのに」なんて思っている人も多いのでは?
私が断言します。
理屈がどうであれ、手放せば、手に入る。
これはシンプルだけど揺るがない法則だと。
社労士、やめました
私ごとで恐縮ですが、先日社労士をやめました(2021年3月時点の話。2021年9月からは再び社労士として活動をしています)。
ストレングスコーチという天職に出会い、コーチングを続けていくなかで社労士を名乗り続けることに違和感を覚えるようになったというのが一番の理由です。
ただ、決してそれだけが理由ではありません。いろんな出来事や思いが重なっての「今」でした。
だって1年近く必死に勉強してやっと取った国家資格です。
開業登録にあたってはそれなりのお金と労力もかかりました。
それに、弁護士さんや税理士さんほど知名度はなくても「社労士」は立派な肩書きです。
その肩書きを失うのが怖くなかったかと聞かれたら、「怖かった」と言わなければ嘘になります。
それでも最終的に、私は社労士をやめることを決めました。
というか実は直前までやめるつもりなんて毛頭なかったのですが、ある日突然「あ、今やめなきゃ」と思って。
そして次の日に直接書類を届けに行って、それで終わり。
あっけなかったけどこんなもんです。
資格を手放したら…
社労士をやめる手続きをしたあとの私の正直な気持ちは「はぁ、やっと荷物をおろせた」でした。
ずっと、社労士という肩書きが重たかったんですよね。足かせにすら感じてた。
だからものすごくスッキリしたし、身体が軽くなった気がしました。
さらに、大きくて重たい荷物を手放したおかげで「私の周りに風が吹き始めた」とも感じていました。
でもそれは決して感覚だけの話ではなく。
不思議なことに社労士資格を手放した直後からいろんなものが「入ってくる」ようになったんです!
まったく新しいお仕事の依頼がきたり。
イベントへのご招待を受けたり。
数ヶ月動かなかった案件がすんなり解決したり。
しばらくぶりの知人から連絡があったり。
やりたいアイデアが次々降ってきたり…。
「手放せば、手に入る」という法則をかねてから実感し「そうなるだろう」と思っていた私でもさすがにびっくりしました。
でも同時に「私が手放したもの、手放したことは正しかったんだな」という嬉しさも心の底から湧き上がってきたんです。
手放せば、手に入る
私はもう5年以上前からミニマリスト(少ないもので心豊かに暮らす人)で、これまでもありとあらゆるものごとを手放しまくってきました。
具体的な「物」だけではありません(物はほんとに少ないけど)。
情報、人間関係、習慣、考え方、執着、ネガティブな感情…。
「手放せるものはすべて手放してきた」と言ってもいいぐらい。
そしてそれだけ多くのものを手放してきた私には、ある確信があります。
手放したものが大きくて重いほど、同じだけ大切なものが入ってくる。
ネガティブなものを手放せば、ポジティブなものが入ってくる。
なにより自分が「もったいない」「手放したくない」と思っていたものを手放すほど、劇的に新しい「何か」が入ってくる。
これって「Aを手放したらA’が入ってくる」みたいな法則ではないんです。
たとえば「腐れ縁の彼氏と別れたらやりたかった仕事のオファーが来た」「生活のために嫌々続けていた仕事をやめたら結婚相手に出会った」みたいなもの。
ただいずれにしても、自分が必死にしがみついていたものを思い切って手放すことで、ありえないギフトが「どーん!」と斜め上からやってくるんです。
根拠はない。理屈もわからん。論理的に説明なんてできっこない(笑)。
だけど、パンパンのクローゼットには新しい服をかけられませんよね?
両手いっぱいに荷物を持っていたらプレゼントをもらっても受け取れませんよね?
つまり「手放す」って「スペースを空ける」ってことだと思うんです。
新しいものを「入れる」ために「出す」。
だって「出入り口」って「出る」が先でしょ?
「手放す=出す」を先にしなきゃ、入ってこないんです。
ものも、運も、幸せも。
手放すことは勇気がいるけれど
手放すことに慣れた私だって、今でも(どんな小さなものでも)手放すには勇気がいります。
だけど自分にとって不要なものをいつまでも手元に置いていては、次には進めないし運も幸せもやってきません。
大丈夫。
ものも経験も、無駄なものはあなたにとって何一つありません。
不要になったということは「役目を終えた」ということ。
だからこそ感謝して、思い切って手放してみて。
そうすればきっと、もっと大切なものが手に入るから…。